世界最高のデザイナーでありながら、日本ではいまだ十分にその全貌が知られていない、
石岡瑛子氏の自叙伝です。
最初の章では、日本では黙殺された以上にマスコミによる歪曲によって根拠ない批判を受けつつ、カンヌ映画祭で芸術貢献賞を受賞した映画「ミシマ MISHIMA」にまつわる事情が丹念に描かれています。
その時代の男尊女卑に満ちた日本の映画界の閉鎖性に愕然としながらも、最高の作業をし終えたこの映画を機に、石岡瑛子氏は、デザイナーとして日本を除く世界中から注目され、活躍をし始め、以後、マイルス・デイヴィスとのコラボ、数々のオペラ、コッポラ、ビョーク等との作業などが語られていますが、いつもどこかで強く印象に残っているデザインの多くが実は石岡瑛子氏のものであったのだという事に、この本を読んで気付かされ、びっくりしてしまいます
映画や演劇、音楽ファン、特にクリエイターの方々にお勧めしたい本です。
映画のヒロイン、ヴィアンヌを落ち着かせないざわざわという風の音が、全体的に入っているようなCDです。
全体的にヨーロッパのジプシーを連想させるような、ちょっと淋しげで不思議な、そんな感じのメロディーが多いです。BGMに聴いても音が邪魔になりません。一人で夜眠る時に聴いてもいいし、ドライブでどこかだだっぴろい草原に行った時、自然の中でかけても似合う、とても不思議なメロディーです。映画と同じで、ちょっと風変わりかも。でもそこがとても素敵なんですよ。
著作権が失効した映画創世記のアカデミー賞作品が10枚たったの1600円。 DVDのレンタルショップよりも低価格で所有できてしまうという「まさに逆ザヤの逸品」
収録作品は1935年から1953年までのもの
チップス先生さようなら 巴里のアメリカ人 イヴの総て ガス燈 地上より永遠に アフリカの女王 レベッカ 地上最大のショウ ハムレット 戦艦バウンティ号の叛乱
ボリューム的には文句なし。 パッケージが紙箱でちょっとチープですがこの価格ですから気になりません。 間違いなく買いです。
企画はよかったと思いますが、特典映像その他、豪華特典のない内容では、ちょっと損した気分になりました。
作品は超一流で、作品自体楽しめましたが、もう、高画質、高音質だけでは勝負はできないのではないか、と思いました。
タイタニックにしても、やはり、舞台裏が描かれたディスクがないと、何かパワーが半減したみたいで、充実した作品群だけに、やはり、自分の好きな映画は、コレクターエディションを買うのがお勧めでしょうか。
タイタニックを見た後、他の作品を観ると、皆色あせた感じがして、魅力的だった作品は、「サウンド・オブ・ミュージック」「炎のランナー」「ブレイブ・ハート」ぐらいだったかな。20世紀FOXのみの選出なんで、文句を言っても始まりませんが。
特に、アカデミー賞にこだわりのある方はお勧めできますが、アカデミー賞作品が、その人にとってすべて良作、ということは言えないので、今度、僕がショッピングする際は、やはり、自分が最もお気に入りの作品となるでしょうか。
何もかも全部観ても、すっきりしないし、ぎこちない。やはり、自分の感じるツボってあるんだなぁ、と。それも人それぞれさまざまで、統一できない、と感じました。
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