始末記 (紙ジャケット仕様)
彼らの地元・福岡でのコンサートが収録されています。
「もう思い残すことはない」と武田鉄矢が言っている通り、演奏もトークもすごく自然体な感じで聞き手を楽しませてくれます。
ただ、地元だけに、博多弁が何を意味するのか分からなかったのですが…。
それ以外は本当に楽しめます。
個人的には「思えば遠くへ来たもんだ」がおすすめです。
HERE I AM
リードギターとして、海援隊の音楽性を支えてきた千葉さんの、待望のソロアルバム。もっとはやくに出てもおかしくなかった一枚です。
作曲者だからできる、『贈る言葉』のアレンジ。
ちょっと寂しさ漂う『さすらいのMAN』。
力強い『Mr.ボギー』甘い魔法にかかったようなトロピカルな感じのする『魔法を解く力』
ライブでよくうたわれる『くるり』・・・
1曲1曲が丁寧に紡ぎだすように歌われた、千葉さんのお人柄がかもし出ている、珠玉の一枚です。
聞いていてHAPPYになるアルバムです。
ようやく解りかけてきた (紙ジャケット仕様)
高校一年の頃、ふとした事から元々好きだった武田さんにはまり、当時既に解散から三年を経ていた海援隊のLP(当時CDは出始めで、海援隊のアルバムもLP版しか存在しなかった)を狂ったように買い漁った事がある。このアルバムを初めて聴いた時、まず一曲目の「間違ってるかもしれないけれど」にガツーンと大ショックを受けた。・・・「迷いながらも確かめたくって君を抱きしめた 確かめたかったのは心じゃなくて 君の身体のやわらかさ」・・・多感な年頃であり、また性的にも目覚め始めていた当時の私にとって、強く印象に残る言葉ばかりだった。そしてそれら全てを「間違ってるかもしれないけれど そう思うんだ」・・・思わず頷かされた。
そして、私にとって海援隊の曲の中でも五本の指に入る大好きな曲、「心が風邪をひいたようで」。悲しく苦しく淋しい時この曲を聴くと、本当に心地よく泣ける。しかし武田さんの凄さ、深さは、ただ悲しさや苦しさや淋しさに浸ってばかりいない事である。最後にはしっかりと前を向いて、「でも明日はきっと 微笑んでみせます」・・・心地よく泣かせてくれた後は、しっかりと元気づけてくれるのである。歌詞、メロディともに心にじっくりと沁みわたり、優しく包み込んでくれる曲である。ぜひご一聴をお薦めしたい。
光陰矢のごとし-3年B組金八先生主題歌集-
アルバムの評価って何をもってすれば良いのでしょうか? 歌詞? メロディー?それともジャケット?・・・。この時期のこのアルバムの評価に理由など無いような気がします。良いモノは良い、心を打たれるモノは理由なく心打たれる・・。この歌達に何度励まされ、何度勇気をもらった事か・・。この時期、『聞き飽きた』という言葉が当てはままらない歌が何曲かあっても良いのではないですか・・。永久に・・。