ZAZEN BOYS4
こんなバンド、他にはいない。
自分の知る限りでは。
張りつめた緊張感。
正確無比な演奏力。
構築され絡み合う音。
それらがいとも感覚的に鳴らされてる。
そんな感じ。
本当に格好良い音楽を聴いた時、自然と笑える。
理屈じゃない。
このアルバムは本当に格好良い音楽だ。
このアルバムが日本で生まれたという事実。
もっと多くの人に聴かれるべきだと心底思う。
クイック・ジャパン85
歳を重ねる毎に良い加減に力が抜け、面白さを増していくさまぁ〜ずの二人を徹底的に特集しています。
インタビューは二人一緒での形式。今まで単独ではありましたが、二人一緒はあまりないので嬉しかった。二人の掛け合いの声を想像しながら読むとまた楽しい。
また、特に必見なのがウッチャンからさまぁ〜ず二人への直筆のお手紙。二人への信頼、また戦友としての絆が見てとれて、ジーンとしてしまいました。
その他、ライブレポートやDVDレビューなど、盛り沢山な内容です。22年目の今もなお、たくさんのテレビ番組に出ながら「お笑い芸人」でありつづけるさまぁ〜ずのカッコイイ姿が沢山見られます。テレビのさまぁ〜ずしか知らない方に是非読んでほしいです!
唯我独音 presents 現代の無戒~ZAZEN BOYS~ [DVD]
実はyoutubeで見ていたので内容は、わかってました。
今回安くなってたので、特に自分としては不満は無かったのですが。
見所はライブ映像とスタジオでの練習風景ですかね。
スタジオでの練習風景を副音声付で見たいが為に購入しましたが、副音声がくだらなすぎってのが正直な感想。
ライブは普通に良いのですが、物足りなさも感じると思いますから、個人的には1000円以内なら買いってことです。
ZAZEN BOYSIII
収録されている曲はポストパンク的、ややプログレ的で特に新しいとは思えないが、ほどよいシンセがいい感じだ。
それにしても、このアルバム、音がいい!日本でもこんなサウンドプロダクションが可能なんだと感心する一枚だ。特にドラムは生々しいというか、生だ。
松下敦も個人的にはアヒトイナザワより好きかもしれない。無感情的なことを書かれているが、そうは感じなかった。パワフルでいいドラマーだ。
…なんか、いいドラマーに出会える向井秀徳はバンドマンじゃなくてもうらやましいな。
ZAZEN BOYS
ZAZENBOYS聴くとあらためて自分は向井秀徳に夢中なのだと思い知らされた。
あんなダッサイおっさんに夢中なのだ。
ダサイくせにこんなかっこいいアルバム作りやがる。
このアルバムはスゴい。
ナンバーガール時代よりも達観しているというか、確信をもって歌う向井に迷いがない。
そして念仏ラップにのせて迫る歌詞が脳にダイレクトに伝わり、揺さぶる。
曲も表現の幅が豊富になり飽きないし、バンドの音も申し分ない。
だが、様々な意味で試行錯誤という面も見えなくはない。
ZAZENBOYSはこれからさらにスゴいバンドになっていくのではないかと期待してしまうのだ。
しかし、これだけ自分の意見表明をきちんとしながら音楽活動をしている人も珍しい。
それがある程度受け入れられているのだから本当に向井の存在は貴重だと思う。
現代日本に違和感と危機感を持ってる人にも聴いて欲しい一枚だ。