LIAR GAME 10 (ヤングジャンプコミックス)
感染ゲームは予想しながらじっくり読んでたんですが最後の策には驚かされました。「えっ、そんなもんあったっけ?」と思い、9巻を読み返したらきちんと説明されていました。
しかし、その後のある人物の醜態は少し残念でした。あんな単純なトリックに騙されるとはね。
あと、前巻のルール説明とヨコヤの説明が矛盾してるのもどうかと思いました。(正常時のアクティブ化についての説明)
ONE OUTS 19 (ヤングジャンプコミックス)
私は、甲斐谷さんの作品は「LIAR GAME」から知りました。
そんな方の描いた野球漫画ということで手に取ってみたのですが、
こちらも心理戦がメインの漫画でした。
従来の野球漫画とは一線を画した野球漫画ですね。
野球漫画といえば、友情・勝利・努力・根性などというテーマで
描かれているのが多いので、この作品は新鮮です。
個人的には渡久地がオーナーになるまでの、
“ONE OUTS契約”が結ばれている話のほうがおもしろい気がしました。
もちろんオーナー後のもおもしろいですが。
巧みな心理戦、騙しあい、嘘の応酬。
ほんとに野球漫画?と思ってしまいますが、
勝つためには時には非情に徹しなければならないときもあります。
渡久地のおかげで弱気だったチームのメンバーが
精神的に強く成長するところも見所です。
万人におすすめできる漫画の分類には入らないと思いますが、
できるなら多くの方によんでもらいたいですね。
そして改めてこの作者のすごさを感じてもらいたいです。
個人的に、最後の渡久地の策を真っ先に見破った
ビッグママが一番すごいと思いました。
ONE OUTS 5 (ヤングジャンプコミックス)
ことごとく渡久地にしてやられている彩川はこれまでのように普通に渡久地に投げさせず
彼に1塁手をやらせ、ランナーが3塁に行ったときのみ彼をマウンドに上げるという戦法に
切り替える。
ランナーが3塁にいるという時点でかなり不利ですが、さらにバガブーズの監督である城丘は
今シーズンから切り札というべき外国人選手を用意。
実際のプロ野球ではなかなか見られないその選手の能力にどう渡久地が対処していくのかが
この巻の内容です。
LIAR GAME 13 (ヤングジャンプコミックス)
椅子取りゲームもついに完結
相変わらず、よくこの話を作者一人で考えられるなぁと思わされる場面が多い反面
最終決着時にハリモトグループの一人を「輪」に加える意味とか、その行動を引き出したカンザキを褒め称える仮面等
いまいち釈然としない話の流れも無いわけではない。
今後の話の流れで分かってくるのだろうか…
LIAR GAME 12 (ヤングジャンプコミックス)
ヤンジャンでも毎週読んでますがコミックスで読んだほうがスピード感があっていいですね。
今回のメインは秋山によるボイコット作戦の裏側とハリモトの教義が明らかになる所ですね。
毎度ながら緻密です。