シング・ザ・トラブルド・ビースト+バストロ・ディアブロ・グアポ
一応補足というか ハードコアやジャンクというと軽視されかねないので
変拍子、ポリリズムなどを比較的解りやすく効果的に取り入れているあたり
数学的な、いわゆるマスロックの始祖ともいえるし
よく聴けばノイズやリズムパターンひとつにしても考え抜かれているのがわかる
非ロックなアプローチを織り交ぜ、ライヴでのつんのめりぎみなジョンのドラムは
ポリスのスチュワート・コープランドを髣髴とさせる
ハードコア盤ポリスという捉え方もありなんじゃないかと
デイヴィッドのギターもオールドロックからの影響はあまり感じられないし
実験性の濃さは彼による部分が大きいようにおもう
まあ、技術があるからすごいとかいってるわけではないんやけど
様々な音楽に少なからずハードコア、とくに80年代のものは影響を与えていて
で、常にパンクというものは進化し続けているわけで
これは間違いないわけで、そこんとこ理解までいかんくてもええけど
知っておいてほしいと切におもうのです。
Diablo III (輸入版:北米)
DIABLO、HELLFIRE、DIABLO2、LODと、長年プレイしてきたおっさんです。
他の人も指摘として上げてましたが、家庭用にも出せるように作られていますね。特に4つの能力がホットキーの1〜4に固定されている所なんて、家庭用コントローラーの方向キーか、4つのボタンに割り振るんだろ?と感じてしまいます。
たくさんあるスキルから、使うものをホットキーに登録し、ガシガシ切り替えながら戦うみたいな昔の事が出来ない…。10年待ってウハウハしながら注文したのに、なんか切ない気持ちです。
上記を除けば、DIABLOらしさみたいな物はちゃんと残っているので、それなりに楽しめるとは思う。
オークションに関しては反対だな。やっぱりDIABLOの世界で自分が作って育てたキャラと、自分が操作してレアアイテムを見つける事に楽しみがあると思うから。
ゲームは続けるけど、スキルの少なさにショックを受けたので★3つ。
クロノス・キャラバン
2000年にリリースされた本作では、旧ユーゴ、ポルトガル、インド、メキシコ、ルーマニア、ハンガリー、アルゼンチン、イラン、レバノンと世界各地のロマ音楽(ジプシー音楽)に挑戦しています。
悲哀が希望に変わっていくM1、インド音楽のリズムとクロノスの旋律が見事に共存しているM3、メキシカン・ロック・バンド「Cafe Tacuba」のEnrique Rangelが作曲したM4、ルーマニアのジプシー・バンド「Taraf De Haidouks」と共演したM5、お馴染みのライリーの作品を取り上げたM7などが印象的で、それぞれ原曲の持ち味に弦楽の旋律が立体感を与えており、心地よい融合が感じられます。
また、インド音楽への関心が垣間見えるほか、「Cafe Tacuba」は次作『Nuevo』にも参加していますし、「Taraf De Haidouks」も西欧デビュー作となるベスト盤はデイヴィッド・ハリントンが選曲に関与しいるなど、その後のクロノス・クァルテットの方向性が凝縮されています。
本作を聴いて、クロノスと一緒にジプシー音楽を巡って世界一周してみませんか?