Yes or No: The Guide to Better Decisions
とても体系よく書かれていて読みやすかったです。良い的確な決断は物事を単純に見れること。悪い決断は物事を複雑に見ることです。
今の日本の会社は中間管理職の存在意義を立てるために無理やり仕事を分かりにくくしているように思われます。
YES‐NO~シングルA面セレクション
今では、さまざまなベスト盤が出ていますので、このアルバムもずいぶん影が薄くなってしまった感があるのですが、オフコースとしては最も初期に出されたCDベストであり、発売当時にはずいぶんと懐かしく思いながら聴いていたものです。彼らが5人として活躍していた頃、特に78年〜82年には、彼らは素晴らしいナンバーを出していました。
「愛を止めないで」「さよなら」「Yes No」「I LOVE YOU」・・・本当に良かったなぁ。当時は彼らが出すレコードの音楽を極めるために、高価なレコード針を無理して買ったことを覚えています。それだけに、鈴木さんが抜け、彼らが一時活動休止をしたときには何とも言えない残念な気持ちがしたものです。
今思えば、このアルバムでは1枚のCDにまとめられてしまっていることや、選曲面でやや物足りないところがネックではあるのですが、ある意味、一時期、重要な役割を担ったアルバムとして、私は決して悪いアルバムではないと思います。変な表現ですが、いわば思い出のベストアルバムといったところでしょうか。もちろん、今だったら彼らのベスト集として、3枚組「シングルズ」を勧めますけどね(笑)。
余談ですが、このアルバムの解説書によれば、オフコースの名前の由来は、小田さん、鈴木さんたちが高校卒業後に作っていた野球チームの名前だったそうです。
ハーバード流交渉術 (知的生きかた文庫)
ハーバード流交渉術という堅いタイトルではあるが内容は非常に身近で、恋人との対話だったり、友人との対話だったり、あるいは家族との対話だったりなど、社会人だけでなく学生のような若い人も本書に登場するような場面にはよく遭遇すると思います。
学べるものは非常に多く、本書を読めば感情のぶつけ合い的な口喧嘩が減ってクールな話し合いができ、勝ち負けを超えたより高い次元で答えを出せるようになるような下地が出来上がると思います。
色んな人の中にはわけもなくキレたり、特に確固たる根拠もなく批判したりするような人もいますが、本書にはそういうアホの対処法も載ってます。
本屋に行くと積みあがってるこの本ですが、決定版 ハーバード流“NO”と言わせない交渉術 (知的生きかた文庫)という続編があったりします。なぜかこっちは本屋に積みあがるどころか無かったりするので、続編があるとは分かりにくいですよね。
こちらは、本書のやり口でもダメだった場合にどうするか?といった感じを含む内容なので、合わせて読むことをオススメします。
【日本版】イエス/アコースティック [DVD]
以前から輸入盤では購入可能な作品であったが、今回の日本盤の発売において、シッカリと付加価値が付いている点を評価したい。
本編映像は以前のものと同じ。全体ボリュームが少ない点も変わらないが、いわゆるアンプラグドというには、とてもチャレンジングなアレンジによる新解釈も嬉しい所だ。(ここでの冒険の成果が、イエスとしての「フル・サークル」ツアーでのセットリストに反映されたわけだ)
付加価値部分は、リハ映像だが、母国ではDJやTV番組の司会者としても活躍実績のあるリックの軽妙でユーモアの聴いたナビゲーターぶりは秀逸で、これに日本語字幕が無かったら、ここまで楽しめないものだ。