Webster's New World College Dictionary
実用を考えると例文、説明も少ないのでどうかなと思います。
私は読んで面白いので手元に置いてます。どこが面白いのかと言うと余りにもアメリカ中心的な独善主義が笑えるんです…私にとって最高のジョーク本です。
例えば、人名はコールマン・ホーキンス、BBキング、ウッディ・ガスリー、レナード・バーンスタインなどアメリカ人が尊敬するアメリカ国籍のミュージシャン、有名なテレビや映画の俳優もあくまでアメリカで制作された作品に出てくる人で、政治家や著名人も外国人ならアメリカに何度も来てアメリカで有名な人…驚いたことに現ローマ教皇、ベネディクト16世が載ってない!まあーアメリカには行ってませんしね(笑)ちなみにキリスト教に関してはプロテスタントが元から正統派でカトリックは邪道であるという悲しい思い込みに貫かれてます。
そういう風なんで歴史的な記述も、アメリカ建国に関わる、ここ五百年くらいが中心です。この辞書を読んでいると英語すらアメリカ発祥であると素敵な勘違いをしてしまいそうです。
何故、ペーパーバックにして、しかも値上げしたんだろう?ハードカバーは深いサムネイルが引きやすんだけどなあ。
Mathematical Physics: A Modern Introduction to Its Foundations
この教科書は大学の物理学の低学年の学部生向けけではありません。定理や定義しか書かれていなくて、物理的な例があまり乗っていないのでよんでも頭になかなか入りません。参考書としてや物理数学に興味のある数学者に向いてると思います。大学院生の理論家であれば読み易いかもしれません。
学部生低学年や物理数学をあまりやってない方、理解していない方はMary Boasの本をお進めします。また、実験家や工学やである程度物理数学を学んでいる方はArfkenをお進めします。