どこかで聴いたクラシック クラシック・ベスト101
クラッシックに最近興味を持ち始めていますが、知らない曲はすぐ眠くなってしまうような段階です。このような状況でこのCDを購入し聞きましたが、ほとんど聞いたことがある名曲であり、とても興味深く聞くことができました。ちょっとした各曲のエピソードもかかれており、それを読むのも薀蓄がふえたような気分となりよかったと思います。
OPUS(オーパス)上(リュウコミックス) [コミック]
久々に当たりの漫画に巡り合いました。
童夢、AKIRAのペンタッチ、アクション、そして滑り降りていくような心地いいテンポを味わうことができました。
読んでない方、是非。
ゴッドファーザー2
前作と原作の大ファンです。
実績をコンプしたので感想を投稿させていただきます(長文でごめんなさい)。
『2』から導入された新システム――
「今回の貴方はいちソルジャーではなくドンなのだ!」――
がことごとく機能していない点が残念でなりません。
◎『自由に部下をスカウトし、キミだけの"ファミリー"を作れ!』
実質的には『レベルが上がると連れて歩ける護衛ユニットの人数が増えますよ』ということでしかありません。ファミリーとは名ばかりで、前作に登場した日雇い用心棒とほとんど替わりがありません。
自分のファミリーがストーリーにまったく絡まないことも加わって、彼らにファミリーとしての思い入れを抱くことは難しいです。
原作映画の魅力はファミリー内の愛憎のドラマ(組織の都合と個人の事情のぶつかりあい)にあったと思います。それをゲーム上で再現できるはずのシステムであっただけに、この適当な作りはとても残念。
もし『3』があるとしたら裏切り、引き抜き、粛正、嫉妬、我欲、自己犠牲といったイベントをゲーム的に取り入れて欲しい。そしてなによりも部下に感情移入ができるような、意味のある性能差を、是非。名前と外見を自分で決められるだけでぜんぜん違うと思うのですが……。
ドンとして、私もマイケルのように苦悩してみたいのです(笑)。
◎『部下を拠点に配置して、敵勢力からの襲撃に備えろ!』
「防衛要員を雇う以外にお金の使い道がほとんど無い(買い物すらできない)」ことと「敵がどの拠点を攻めてくるかは運次第」なことが相まって、所持金が許す限りの頭数を機械的/平均的に配置してゆく以外の選択肢はありません。頭を使ったり悩んだりする要素はゼロ。完全な作業です。
さらに、ゲーム中盤を過ぎると所持金のインフレが極まって「組織経営シミュレーション」は有名無実なシステムに。明らかにバランス調整不足です。なによりも、ゲーム終盤になればなるほど簡単になってゆくなんて、ゲームとして問題があるのでは。
◎『敵本拠地突入に先駆けて敵幹部を暗殺し、総戦力のダウンを計れ!』
強引に拠点に突入しても敵幹部は5秒程度で撃ち殺せてしまいます。
面倒な手順を踏んで予め排除しておく必要をまるで感じませんでした。
かように『ドンになって自らの帝国をコントロールするシステム』が見事なまでに全てアイデアどまりのレベルであり、ゲームとして成立していません。ここだけを取ってみれば、本当に、0点のゲームです。
マイケルに「お前がドンだ」「ドンとして」などと云われても、やっていることは『1』と同じく街を駆け回っての恐喝&襲撃でしかなく、ドン感覚など味わいようもなく…。最下層構成員の立場からスタートする『1』のほうが、徐々に大きなヤマを任されていく成り上がり感を味わえたぶん、ドンっぽかったです。
などと厳しいことばかり書きましたが、敵の拠点をぷちぷちと潰していくこのゲームの基本コンセプトは陣取りゲーム的な快感/良い意味の作業感があり、前作同様、楽しめました。
カバーありの戦闘システムも、この手のゲームの中では図抜けて面白いです。
私のように「今回はドンだ!」という売り文句に過剰な期待をせず、『1』の追加シナリオ/マイナーチェンジバージョンだと考えれば十分にオススメできます。ちなみに実績解除(1000)も簡単です。
ゴッドファーザー ― オリジナル・サウンドトラック
善も悪も超越し、仁義と道理を貫き、そして、成果と成功のみを求め、それを至上とするマフィア・スタイルを象徴するかのような音楽だと私は思います。
表向きやだけは綺麗な鍍金でかざりたて、中身はマフィア真っ青の外道な組織や団体がどれほどあることか。
とまあ私の勝手な思い込みはさておき、何とも言い難い、静の中に荒々しく激しい動が潜んでいるCOOLな音楽だと私は思います。
この音楽を聴けば、間違いなく気分はマフィアです。
ですが、安易にその世界へ足を踏み入れるべきではないし、理性は保つべきでしょう。