昔久街のロジオネ (あすかコミックスDX)
絵が綺麗で独創的な夢花李先生の新刊という事で読んだのですが、
今回は特に独特の世界観でした。
そのわりに話の展開も早いので、スムーズに読むのが困難な本でした。
良く言えば独創的、
悪く言ってしまえば一方通行な内容です。
話を受け入れられなければ、読んでいくうちに置いてけぼりになります。
カラー・モノクロ共に絵は綺麗ですので、絵だけ目的の方にはオススメ!
内容、または内容と絵を重視される方にはオススメできません。
でも、何度も読めば必ず好きになれる作品だと思います。
同細胞生物。
原作と同様、キス以上のシーンはありませんが、青春時代の初々しい、爽やかな印象の作品です。
癒されました。
またこのCDオリジナルの構成として、全編にユキ(天使)が出てきます。
漫画とどうしても雰囲気が違う感じはします。
漫画は透明感がありますが、CDは少しリアリティーのある雰囲気といったところでしょうか。
ただ、個人的にはどちらも大満足でした。
激しい内容をお好みの方も、苦手な方も、耳休めにおすすめです。
ボーイズラブ小説の書き方[CD-ROM付]
内容自体は一様にレベルを区切れるものではないように思います。
初級編は完全に初心者に対する、そもそもの文章の基本。
上級編は、文章よりもジャンル・キャラの留意点を中心にしているように感じました。
あとは、投稿する上での気になる点、というのは上手くまとめられていると思います。
4章のFAQは中々わかりやすく読めましたし。
ただ、全体的に上からの視点のように感じられるのは否めない気がします。
イラストは息抜きになりますが、きっちりと説明してる最中にあると違和感が……。
破天荒なキャラには萌えましたが(笑)
そして、特徴としてはやはり「編集の方が書いてる」ということですね。
編集の方は、会社として売れるものを書いてもらわなくてはならない。
それはエンターテインメント系の内容である以上、仕方ないと思います。
ついで、付属するのが「粗探し」。
売れる文章にする為に(漫画もそうですが)、編集の方はマイナス点を指摘します。
その特性が本自体に現れているのではないでしょうか。
これを踏まえると、自分の作品を編集の方の視点から考えるには良い本ではないでしょうか。
作品の構成、キャラ、設定、萌え……。
客観的な方向で見れる点では、かなり有意義な本です。
しかし、他の方のレビューにもありましたが、書く気が失せる物言いなのが残念です。
オブラートに包んだ言い方では為になりませんが、はっきりし過ぎなのも嫌ですね。
粗探しだけでなく、良いとこ探しもあれば好評だったかもしれないですね。
実相寺昭雄コレクション [DVD]
カメラマンの中堀氏がリマスターし直して、
ビデオ版より鮮やかに。
実相寺氏の色彩計画がよりハッキリし、その才能に酔いしれられます。
劇場公開時は、125分の「制限付きR指定」版でしたが
このBOXに入っている「歌麿」は、カンヌで公開された
140分の「成人映画」版。
編集も少し、ビデオ版とちがうような気がします。
残念なのは、音がビデオ版と同じモノラルだったこと。
せめて、サントラのCDを発売して欲しい。
とにかく「歌麿」の音楽は素晴らしい。
故・広瀬量平の最高傑作だと私は思う。
さて、他の作品も観るとするか・・・。
誰よりも君を―ブランドロマンス (SHYノベルズ)
絵もステキだし、内容もすばらしい!!(^^)
気が付かない内に恋に落ち、本当の愛になる。
永遠に幸せであって欲しい二人です!
最後の何年も離れていても薄れることの愛に感激です!
私的にはその後の二人も見て見たいですね(^-^)