SWEET BRIDGE
普段、音楽を聞かない私ですが、鋼錬エンディングの「I Will」とナースマンがゆく挿入歌「Last Forever」が入ってたので聞いてみました。
衝撃!!!!
久しぶりに全曲良かったと言えるアルバムに出会いました。
買って損はしません。是非買いましょう。
TERRA2001
the brilliant greenのポジショニングは興味深い。2年前、「Bye Bye Mr. Mug」(デビュー・マキシ)をリリースした時点では正直言ってオリコン1位のシングル・ヒットをかっ飛ばすグループになるとは思わなかった。全曲英語詞という理由もあったが、そこまで広く一般大衆を浸透する種類の音楽性ではないと。ワタシが甘かった。というか、彼らの才能を見抜けなかった。が、デビュー当時、すでに極めてストレートに自分たちの音楽の自信を語っていたことは覚えている。そのエネルギーが見事に一連のシングルで炸裂したのは言うまでもない。
1年ぶりの2ndアルバムは、彼らの音楽的ポジショニングをさらに明確にした充実した内容になっている。彼らの特色は陰影のあるメランコリックなメロディとトミーの憂いを秘めた色っぽいボーカルにあると思うが、本作も1から命令形でブッ飛ばします。「冷たい花」の"清らかな心でぶっ潰したい"はトミーらしい名言だったが、"壊す""蹴っとばす""掃き捨てる"といったいっけん捨てバチなセリフが日本語詞の曲をロックたらしめているのではないか。全11曲のうち、日本語詞は4曲。作曲は6と8が松井亮、それ以外は奥田俊作が手がけており、アレンジを含めてそれこそブリリアントな色彩感もアップ。ライブの緩急を多少意識したのか、テンポに工夫があり、聴いててダレない。パンチがある。
当時の日本のチャートにはHi-STANDARDもいればthe brilliant greenもいた。ヨシ!