グイン・サーガ Vol.9 【完全生産限定版】 [DVD]
商品説明にあるようにこの第9巻は、話としては第24話「モンゴール最後の日」から第26話「旅立ち」まで3話が収めれており、これにてアニメ『グイン・サーガ』としては完結ということになります。すでにパロ軍によるクリスタル奪還もすんでからの話になりますから、実際には後日譚と次への序章という感じなので、話は緩やかに過ぎているという感じです。わずかばかりグインの体を張った戦いが見られますが、それは本当にわずかで、全体としては人間ドラマになってしまっています。何度も書いてきましたが、原作がそうなっているので仕方ないかとは思いますが。なので、アニメになって面白いのはやはりここらへんまでかと思ってしまいます。むしろ外伝をアニメ化してくれないかなあ。
特典ディスクの内容もほとんどがアニメファンに向けたもののようです。声優へのインタビューや、ノンクレジットの第1話、第26話本編にオープニングとエンディングですから。ただその中で、『グイン・サーガ』の最初の編集者であり、原作者栗本薫の夫であった今岡清氏のインタビューはいくらか価値のあるものかと思いました。第2巻の特典だった原作者インタビューと対にしてくれれば良かったのに。
キャバレー 初回限定生産エディション [DVD]
80年代の角川映画は、良い作品が目白押しでした。よく映画館にも足を運びました。
この作品に関しては、三原順子の大ファンということで当時も映画館で観ましたし、DVDでも持っておきたいと思い購入しました。
もともと演技派女優の三原順子は、影のあるホステス役を見事に好演しています。クラブ内のシーンでは大人っぽく妖艶な存在感を出している反面、プライベートのシーンでは等身大の恋する女性を演じ分けているところも見どころ。
グイン・サーガ Vol.4(完全生産限定版) [DVD]
DVDとしてある程度のボリュームがないと商品にならないから仕方ないのでしょうが、話のまとまり具合からいくとこの第4巻に収められているのは第10話「辺境の王者」で一区切りに見えてしまいます。原作でもいわゆる「辺境編」となるわけですから。
第9話「ラゴンの虜囚」、第10話「辺境の王者」では、グインが辺境の民を従えて、単に戦士であるだけでなく王者としての風格を示すところと、その辺境の民を従えてモンゴール軍を打ち破るところなど、見応えのある場面が続きます。これこそアニメならではの展開で、それぞれのキャラクターや背景の雰囲気などを十分に堪能することができます。
第11話「戦士たち」は、いよいよ中原が舞台となり、今後活躍するキャラクターが何人も登場してきます。次へ繋げていくためのエピソディックな場面の連続ですが、やはり要はアルド・ナリスでしょうか。
特典には「中原地図」と「運命のコイン」が付いていますが、地図はまだしもコインをどうやって楽しめというのでしょう。この作品がどのような年代をターゲットにしているのかわかりませんが、作品中に出てくるモノを再現したからといって喜ぶのはどんな人たちなのか。それよりもっと付けて価値のあるモノが他にあるようにも思いますが。
尚、「商品の説明」に「コインなどを封入した2枚組」とありますが、DVDは1枚です。あとは特典の入った箱になっています。
キャバレー 廉価(期間限定) [DVD]
たった5ヶ月の猛特訓で吹き替え無しのサックス演奏を見事に演じてる野村くんのスゴサもさることながら、脇を固める俳優陣の豪華さに腰砕けになります・・・・。
角川映画10周年記念だからこそできたキャスティングだそうですが、そのひとりひとりがどこのシーンでどれだけでているかをチェックするだけでも十分楽しめるっ♪
キャスティングのあまりのすごさに、野村くんの演技の固さなんて気にならなくなります(笑)。
ジャズサックスを吹く人間としても、十分楽しめました。
「いかにも」な内容ではありますが、それはそれでエンターテイメントとして許容範囲。
改めて『LEFT ALONE』を吹いてみたくなりました。
グイン・サーガ Vol.5(完全生産限定版) [DVD]
アムネリスがナリスと出会い、マリウスが物語の中に入ってきて。一方、アルゴスの黒太子が動き始め、グインたちはノスフェラスから中原を目指す。話が徐々にグイン、レムス、リンダ、イシュトバーンたちだけの話ではなくなっていくところで、複雑に多くの人たちが動き出すところの3話が収められています。
よくできていると思いますし、なかなか見ごたえもありますが、でもやはりアニメーションとして見るとノスフェラスでグインが活躍する方がアニメらしくもあります。
そんな中で、レムスが闇の力を借りてではあっても成長していく姿は印象的です。
完全生産限定版の特典は設定資料集です。