テイルズ オブ レジェンディア
今作はナムコ(現バンダイナムコゲームス)のテイルズ以外のゲームを担当していたチームが手掛けたテイルズなので、他のテイルズ作品とはかなり感じが違う作品となっています。
やってみて他のテイルズと違うなぁと感じた点を以下にあげます。
1)キャラのデザインが違う
これが一番わかりやすい違いですね。テイルズのキャラといえばいのまたさん、藤島さんのお二人のものがほとんどですが、今作は全く別の方がデザインしていますので、かなり絵の感じが違います。絵柄が今までと違いすぎるため、今作を敬遠してしまう人も多いみたいです。自分も始めはすごく違和感を感じましたが、慣れれば結構綺麗な絵柄だなと思えてきました。
2)BGMが違う
人の歌声が入っているものやジャズチックなものなど他作品にはなかったBGMが多いです。でもすごく新鮮な感じがしますし、場面によくあっている曲ばかりなので自分は好きです。音に関しては今作はやたらと鼻歌を歌う場面が多いという特徴もあります。
3)戦闘システムが違う
実はこの点はよく批判されており、今作最大のマイナス要素と言われます。システムや能力値が大幅に単純化されており、戦闘がすごくわかりやすくなっています。また魔法や奥義の演出も簡素化されていますし、秘奥義がありません。なので戦闘重視の人には物足りなく感じるかも知れません。が、自分のように戦闘があまり得意でない人は気にならないかも。
今作のオススメポイントはストーリーです。
大筋は主人公が妹のようにかわいがる幼馴染を助けるために活躍するというありがちなものですが、幼馴染とその姉と主人公の間の恋愛模様や種族間の紛争が複雑に絡まり、なかなか凝ったものとなっています。また今作の舞台は遺跡船という一見島のような巨大な船であり大陸は存在するものの、主人公たちがそこに上陸することはありません。よってすべては遺跡船の上で行われます。また遺跡船には街らしい街が一つしかないためその街を拠点に遺跡船の各地をまわるという斬新なシステムになっています。世界各地の街を巡るという楽しみが味わえないのは残念ですが、遺跡船の街は非常に大きいので、まぁさびしくはないです。
今作ではパーティメンバーの過去にあまりふれることなくラスボスまで行っちゃいます。でもそれにはちゃんとわけがあります。ラスボス後にキャラクタークエストというサイドストーリーと後日談を合わせたようなストーリーがついているのです。キャラクエでは主人公とヒロイン以外のキャラにスポットライトがあたり、キャラごとの専用のストーリーをこなしていくことになります。そこではじめてパーティーメンバーの過去や心の傷が判明します。キャラクエでは本編と異なり主人公は他のキャラのサポート役に回り、脇のキャラが主役になるのですごく新鮮な感じがしました。しかもこのキャラクエがとても感動的なんです。人が死んじゃって泣けるっていうのよくありますけど、キャラクエは人の死によらない感動が多いので見ててすっごく気持ちいいです。本編はとにかく戦闘重視なので会話とか日常的な要素が少なく張りつめた雰囲気ですがキャラクエはキャラ達のふれあい重視なので、会話や日常生活が多く見られ、穏やかな感じです。自分的にはキャラクエ編のほうが好きでしたね。キャラクエは本編ではないものの、かなり長いのでただのおまけではなく、やりごたえは十分あります。
とにかく今作は何かにつけて斬新で、すてきなストーリーなのでオススメします。
テイルズ・オブ・レジェンディア~voice of character quest~2(DVD付)
音楽が素晴らしいからつい購入をしちゃいましたけど、やはり良いですね〜。命を賭してやホタルビ、引けない思いなど勢いや緊張感があるのが最高でした。
フェエロモンボンバーズの曲はゲーム収録されているノーマやグリューネが加わっているのは良いけど、あとは正直いらなかったです。
意外とドラマCDの内容も面白かったのでそちらに期待していない人でも結構楽しめると思いますね。収録曲は多いですけど一つ一つの演奏時間がちょっと短かいので星を1つ減らしましたが、中々良い出来だと思います。
テイルズ オブ レジェンディア 誓いの星 下 (ファミ通文庫)
プレイステーション2で2005年の夏に発売された『テイルズ・オブ・レジェンディア』の小説版です。
他のテイルズシリーズの小説は1シリーズにほとんど3巻以上発売されていました。
今回レジェンディアはテイルズシリーズの上位を争うくらいストーリーの量が多いのですが、それを2巻で構成しているので、なんだかよいところだけを載せたような気がしました。
僕が星を4つにした訳はこのような理由です。
下巻なので、ストーリーは最終章へ向かいます。
とにかく大好きな(?)シャーリィーを助けたいと必死の主人公のセネル。
しかし、シャーリィーを助ける旅の途中でいろんな事件が待ち受けます!
ゲームをしていないとわからないという難しい単語はあまり出てきませんので、とにかく感動してみたい!と思う方には非常にお勧めです!
テイルズ・オブ・レジェンディア~voice of character quest~1(DVD付)
ついに発売ですね☆☆嬉しいかぎりの出来事です!!私の中でテイルズシリーズの上位に君臨するレジェンディアがドラマCD化。何度も言うようですが本当に嬉しいです(シツコイ!)
なんといってもあの豪華声優さん方が総出演ってところがまた最高です!!レジェのおかげで好きになった声優さんもいらっしゃるのですごぉぉく楽しみです。特にモーゼス・シャンドルボイスの中井和哉氏の大大ファンvv
どうやらDVDも付いているようで、どんなものなのか楽しみです!!発売が今から待ち遠しいですね☆
テイルズ オブ レジェンディア PlayStation 2 the Best
序盤の頃戦闘がだめだっと、おもったんですが4章辺りから話が盛り上がっていき爪術の技も少しずつ派手になり、いつのまにかハマってました。
たしかに戦闘がイマイチだったんですが、キャラにすごく魅力があり、話がよくて結局終わった頃には「おもしろかった」でした。
メインストーリを終え、キャラクエウィル編をクリアした時に、「これは、、全キャラ見たい」と、思いました。全クリアして特によかったのは、ウィル編とノーマ編。泣いちゃいました。(特にウィル編)
そして、グリューネの正体が知りたくて、がんばってクリアした頃にはプレイ時間が90時間。
戦闘がイマイチなのにも関わらず、キャラと話の良さでここまで楽しめました。
レジェンディアは、メインキャラ以外にサブキャラも魅力があります。
(フェロボン、ハリエット、ミミー等)
ストーリ重視の方に、特にオススメ。