おでんくん―The adventure of Oden‐kun (2)
アニメおでんくんの原作第2巻です。
第1巻のテーマが夢であるのに対して、
この第2巻のテーマは愛です。
勧善懲悪の典型的な展開を示す第1巻に対し、
この第2巻は抒情詩的な内容です。
第1巻の勧善懲悪とは、
おでんくん達が、お客さんのお母さんの病気の退治する話。
第2巻の抒情詩的内容とは、おでん屋のおじさんの恋と
おでんくん達の恋に恋する切ない気持ちです。
すなわち、第1巻が非常にわかりやすく、
読んですっきりする内容であるのに対し、
この第2巻は、どうもモヤモヤ感が漂います。
ですから、うちの6歳と3歳の子供も
第1巻ほど好きではないようです。
いわば、第1巻で描き出される奇跡に対し、
第2巻は、この世の現実を露わにします。
胸のすくような奇跡を見ることができる第1巻に対し、
現実を直視せざるを得ない第2巻は
全く別な内容に思えますが、
実のところ、まるで合わせ鏡のようです。
第1巻を読んで、第2巻が読みたくなった人には
是非お奨めします。
おでんくん たのしいおでん村
ストーリーモードで、自分がおでんくんになって、おでん村を走り回れます。かわいいですっ! 声もたくさん入ってて、笑えますっ! ガングロたまごちゃん占いは、けっこう面白い事を言ってくれます。あと、だいこん先生の格言集は勉強になります(笑)。ゲーム自体はたくさんつまってて単純に楽しめます。が、欲を言えばせっかく通信機能があるので、フルに活用して、友達と遊べたら良かったかなー。と思うので、☆は4つです。
おでんくん―あなたの夢はなんですかの巻
6歳と3歳の子供が好きだったので買いました。
絵はアニメよりも素朴な感じ、
内容はアニメよりも深い感じで良かったです。
特に3歳の子の方は、
何度も何度も読んでくれと言ってせがみます。
ストーリーが単純なので、面白いようです。
そして、私の方は、この本を読むたびに、
「あきらめないこと。
それが夢をかなえるたったひとつのほうほうなのじゃ。」という、
だいこん先生の言葉が、切なく胸に沁みていくのを感じます。
子供も大人も楽しめる絵本です。
なお、この本を読んで、おでんくんにはまってしまい、
アニメのDVDボックスを大人買いしました(笑)。
さらに蛇足を付け加えると、
芝公園横の東京○リンスパークタワーに
泊まりにいった時、別々のコンシェルジュ2人に、
「この近くにおでんの屋台はありますか?」と聞くと、
二人が二人とも、何?そんな質問自体ありえないよ、、、、
という困惑した表情で、馬鹿丁寧に「ございませんね。」
と言い切っていました、、、、、