かまいたちの夜2~監獄島のわらべ唄~スペシャルパッケージ
分岐が見やすく、続きが進めやすくなって、前作に比べゲーム性が増した。また、何度も同じところを読まずにすむので、スピード感が増した気がする。早く進められる分、やり込みに飽きがこないのもプラスポイントだと思う。
映像的にも見ていてきれいで、コミカルな場面なども楽しく見れた。
かまいたちの夜2~監獄島のわらべ唄~攻略ガイドブック (講談社ゲームBOOKS)
わらべ唄編本編の分はいいがもう少し陰陽編等、
別シナリオの解説が少ししかないのであってもいいかな?と思った。
商品の状態は良かったです。
かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄
前作SFC版が出た時期、私は中学生でした。
あの頃はただひたすら恐怖と戦いながらも先がどうしても気になる作品でドキドキしながら遊んでいました。
絶対に一人では怖くてプレイできなかったおもしろさが今でも記憶に残っています。
そしてようやくあのレベルの恐怖と対等に向き合える今になって(笑)
続編が発表されたので期待十分で購入してみました。
裏シナリオも長編から短編まで色々と含まれていて
そのおかげで楽しむことはできたのです。
本編の内容はいまどきの現代ドラマのようなストーリーで
人間関係のほうも重視されていて、
まぁ一応、犯人側にも理由があって殺人を実行してたみたいな(笑)
個人的にはホッとさせられた結末でした。
でもあの前作のゲームだからという迫力のシナリオや展開は
隠れてしまっていましたね。
だから裏シナリオでやりたい放題出てきてましたけど。
欲をいえば裏シナリオの内容をもっと長くしてほしかったなあ。
主人公達がなぜ生きてこの続編に出演できたのかというもっていき方も
前作を否定するような内容でした。
それと気になったことは裏シナリオだから許せるのでしょうが、
アダルト内容がいきすぎてはいませんでしょうか(笑)
開発スタッフが年をとったから、ということもあるのかな。
低年齢からでも今のゲームは遊びやすい環境になっていますし、
個人的には何も問題はありませんでしたが少し気になりましたね。
ビジュアルはシルエットモードや裏景CGを前作で驚かされましたが、
今回はさらにすばらしかったですね。
キャラの動きもリアルでびっくりしました。
システム的にも前回にはなかったストーリーチャートシステムがついて
シナリオ完成度も確認できますし、一度一編をクリアした後でも
御希望のチャートから戻って思い通りの別のシナリオを
完成させることも可能になっています。
チュンソフトのサウンドノベルの次回作はどうなりますかね。
かまいたちの夜2~監獄島のわらべ唄~ PlayStation 2 the Best
結論から言うと前作の方が好きでした。推理小説が大好きで、前作の雰囲気を想像してプレイすると、いろいろな意味で裏切られることかと思います。
まず、本編。これは個人的に好きでした。孤島の館で起こる殺人事件の恐怖と奇想天外なトリックは素直に驚く事ができます。盛り上げるサウンドと美しいグラフィックは物語の良い調味料となって刺激してくれました。
ただし、トリックそのものはありえない、現実味が薄いかも、とも感じました。自分で推理して犯人を当てるゲームですから、もう少しリアリティは欲しかったです。
また、本編以外のお話は、ホラー要素が強い印象を受けました。推理は好きですが、ホラーはちょっと苦手な私には辛かったです。また、虫が大嫌いな私にとって、蟲関連のお話は気持ち悪いの一言。なまじ文章が上手で洗練されているので、余計に怖さが倍増でした。ラストが納得のいくものも少なかったのが残念です。
ただし、お話自体は良く練られているし、文章もとても臨場感があります。先に書いた通り、サウンド、グラフィックも盛り上げ役として良い活躍をしています。ゲームの出来自体は悪い印象は持っていません。システムもどのストーリーに進んだかすぐ分かるチャートなど、親切に感じました。★4つでもいいかとも思いますが、登場するお話が期待していた推理モノとかけ離れていたため、個人的採点は★3つにさせて頂きました。