テイルズ・オブ・エクシリア〈1〉 (電撃文庫)
この1巻では、ジュードがミラを連れてル・ロンドに向かうところまでが描かれています。
ジュードとミラの視点が切り替わりながら話が進んでいくので、
ゲームの両主人公のシナリオを一つにまとめた感じです。
そのため、ゲームよりも明らかに話が分かりやすくなっています。
ゲームではあまり出てこなかった主人公(とくにジュード)の心理描写も結構あるので、
「この時こんな風に考えていたのか」と驚くところもありました。
それと、ゲーム中で説明不足だった部分が分かりやすく説明されているのに好印象です。
例えば最序盤の「卒論の提出は火霊終節(サンドラ)までに〜」という台詞。
ゲーム本編では説明が無く「サンドラっていつで今はいつなんだ」状態でしたが
小説では「サンドラとは夏の終わり、今は春の水霊盛節(リヴィエ)・・・」と
地の文でさりげなく説明されています。
こういう補完がいくつもあるのが嬉しいです。話を理解しやすくなってます。
小説自体も読みやすいので、ゲームをクリアした方でも改めてストーリーを追って楽しめると思います。
次巻にも期待しています。
ロロナのアトリエ -アーランドの錬金術士- (1) (ファミ通クリアコミックス)
白騎士物語を描かれている作家さんですね。絵柄は、少女漫画っぽくも少年漫画らしくもない感じですが、お話は原作ゲームにそった内容になっています。とにかくアーランドの町やアトリエ世界を細かく描かれていて、その画面からゲームの空気を感じられるような気がします。キャラクターも回を重ねるほどにかわいくなっていると思います。草野ほうきさんのとあわせて買っておきたい一冊だと思います。
白騎士物語-episode.0-ドグマ戦記 1 (MFコミックス)
絵の繊細な書き方がすごく印象に残りました。特に木などの風景がすごくキレイで驚きました。 次は佐藤先生のオリジナルの作品がみてみたいと思いましたので、これからも頑張って下さい。
楽しみにしています。