EA BEST HITS シムピープルお茶の間劇場
人気PCゲーム「シムピープル」をPS2に移植した前作のBEST版です。
シムシリーズなので自由度がかなり高く、どんな家を建築してもOK、何をしてもOK、プレイヤー次第で仮想世界の生活をさらに盛り上げます。
PS2版では、与えられる目的をクリアしていく「ストーリーモード」、協力や対戦ができる「二人プレイ」などが充実。また、フル3D化されていて、ライトの照明効果の演出が素晴らしい。
基本的にシムは勝手に行動するので、それを見ているだけでも面白い・・・けど、最初はこちらがコマンド入力しなければ、日常生活もままならない状態だったりする。
マイナスな点として、グラフィックが一部荒く、「ストーリーモード」のクリア条件が少し分かりにくかったりします。また、サブタイトルの~お茶の間劇場~なのでしかたないと思いますが、行動範囲は自宅周辺だけ。また、メモカも1,600KB近く消費するのはちょっと・・・
人を選ぶゲームですが、言葉では表現できない面白さや、遊び心を刺激するものがたくさんありますので、シムシリーズを途中で諦めていた人やシミュレーションが苦手な人にもオススメです。
シムピープル 完全版 3
用意されたスキン(シム人の外観)や家具などで
ゲームを楽しむのも良いものですが、
このゲームは自分でシム(人)やインテリアのデータを作り、
それをゲームで使うことも出来ます。
このゲームのファンが作っているホームページの中には、
作るためのツール(プログラム)を配布していたり、
そのツールの使い方を丁寧に教えてくれているところもあります。
もちろん公式の保障やサポートはありません。
自己責任で作ったり使用したりする事になりますので、
それなりにパソコンの知識を必要としますが。
この「完全版3」ですと、沢山の種類のシムの外観データや家具などが
入ってますので、自分が作りたいイメージに近いそれらを基に改造し、
自分だけのシムやインテリアを作れます。
作ったものを配布し同好の士に使ってもらう、といった喜びを得ることも…。
日本やアメリカのシムピープルの公式サイトに紹介してある
ファンサイトのリンクをたどって行っても
いろいろなホームページに出会えると思います。
その中の、作るための情報を載せているサイトで知識を得られ、
シムや家具など、物作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
自分の作ったシムが動き回る様子は、ちょっと感動ものですし、
自分の作ったインテリアに対するシムの反応を見るのも楽しいですよ。
もの作りが好きな人には特におすすめです。
シムピープル ペット&ガーデニング! データセット
今までのは、家を建てれる場所が少なくて新しい人を住まわせるのに、家をつぶしたりしていかなきゃいけなかったんだけど、今回のは敷地の数がものすごく増えました! そのおかげで、自分が丹精込めて造った家をつぶさずに住みます。こんなにうれしい事はありません!
(ちなみに、僕は建築のほうに力を注ぎ過ぎてしまいました・・・・)
シムピープル バケーション! データセット リサイズ版
今までのシム人といったら恋人同士では実に色々な絡み合いをするのに
我が子に対しての愛情表現は寝顔にキスする程度。
そんなハレンチなシム達もようやく家族愛に目覚めたようで、
今回のバケーションでは親子で釣りや雪だるま作りができるようになりました。
特に雪だるま作りは素晴らしく、幸せな家族を絵に描いたような仲良しっぷりです。
発情しっぱなしのシムに飽きてる方には目線を変えるためにも是非オススメしたいところ。
残念なのは、ペット&ガーデニングセットがこれの後に出たばかりに、
ペットと一緒にバケーションに行っても何の交流も出来ないことかな。
シムピープル ~ お茶の間劇場 ~
「夢の生活をゲームの中で実現」なんていう甘いキャッチフレーズに惹かれ
シムシティで挫折し続けた過去にフタをして購入。
しかし、やはり「シム」と名を持つゲーム…そう甘い夢をたやすくは見せて
はくれないのだ。
まず戸惑ったのは、あまりにもトリッキーな外国系のキャラ達。
奇声を上げるわ、こちらがコマンド入力しなければ日常生活もままならない
状態からスタート…これはすごい。
最初は、そのコマンド入力に追われ何が何やら、詳しい説明もないし画面も
小さく見づらい。キャラも何か喋っているのだが、これも英語。
そして、生活費と建築費に悩まされる日々…これはもしや、シティの悪夢再
び!?と諦めかけたところ…
…それが、どういう訳が課題をクリアしていくストーリメ?モードを何ステージ
かこなしていくと、ハマっている自分に気がつく。
アバウトなポリゴン、アバウトな日常と思いきや、妙にこだわった部分もあり
それがちょい、ちょいとツボをくすぐる。
自分の分身であるキャラも、手がかかる反面、愛着も湧いてくる。
パラメータを気にしながら、規則正しい生活とは無縁だが、一度流れを掴めば
時間が経つのを忘れて、次の展開に向けて画面に釘付け。
ストーリーモードで馴れたら、あとはフリーモードで自分の思うままの生活。
ああ!「夢の生活をゲームで実現」なるほど、思わず頷く。
ただ、使用上の注意として、あまりのめり込むと、現実世界でトイレに行く時
頭の中で便意のパラメータが出てくるかも知れない。
とにかく最初が肝心。気長にシムに付き!合ってみることをお薦めします。
それをクリアできればその後は…。