The Complete Single Collection of T.M.Revolution 『1000000000000』-billion-
T.M.Revolutionとしてデビューして今年の5月13日で10周年となり、その痕跡となる今作品。前回リリースされた-B★E★S★T-に「INVOKE」「Albireo」「Web of Night」「ignited」「vestige」が加わり、“T.M.R.”初心者には嬉しい作品に仕上がっている。
ただ、T.M.Revolutionをずっと好きな人にとっては前回と異なり未発表曲が入っていないため少し物足りなさを感じるのも事実。
だが、曲順がアルファベット順のために前回と違った楽しみ方があるのもこれまた事実である。
果たして今後の“T.M.R.”の行方がどうなるのか、ここで今までの曲を振り返りながら次に期待したい。
UNDER COVER ~タツノコソングス~
本当に見事な仕上がり!全曲!凄くいいグルーヴ出てます。
音作り、かなり拘ってます。
マスタリングはローリングストーンズも手掛けたエンジニアですよ。
痺れます!!!
昨今の厳しい現実に、疲れた大人のために、我らのヒーロー達が帰ってきてくれた感があり!
少年心を確実に鷲掴みされます!
「え〜アコギでアニソンやんのかよ!」の概念を捨て聴くべき!
聴き終わったら、「アコギでこんな凄い事やんのかよ!」に変わります。
世良公則の声が、こんなにもヒーローものに合うとは思いませんでした。
「世良さん、本当にありがとう!元気もらいました!」
自分は現在,ヘヴィーローテーション中です。
ニード・フォー・スピード アンダーカバー
MW、カーボンと同じような流れをくんでいますが、得に目立った進化はありません。
グラフィックについては、前作のプロストリートより劣化してます。ディスクが起動した瞬間グラの悪さに本気でビックリしました。恐らくフレームがついてきてないのも一つの原因かと思います。
街中を走れるため疾走感はカナリありますが、グラの悪さのせいで見づらく走りにくいです。
正直手抜き感は否めません。
まぁそれでも意外と時間を忘れて夢中でやってはいるんですがね。
開発元のブラックボックスも不況の煽りで閉鎖されたってきいたけど、最期にやっつけ仕事をしたんかな??
UNDER COVER
思わず目を伏せたくなるムキムキ半裸表紙。思わず眉をひそめたくなる「離婚」「恋の話」「ヌードグラビア」「衝撃の」等々の文字が踊る宣伝文。
この予備知識から内容どんなの想像してますか?
下世話な暴露本みたいな見たくもない話、とんでもない写真山盛りの「これは買わないでもいいか・・・」って本を想像してませんか?
あの、全然違いますから!
そんな本じゃ全然ないとだけは大声でアピールさせて!誤解です!
西川くんが実際今現在住んでいる自宅で撮影された写真たちは自然ーな柔らかい表情のショット満載。間接照明メインの明かりのもと撮影された柔らかい写真に柔らかい表情。タカノリレシピ、ってレシピよりも何よりも楽しそうに料理をするその笑顔のほうがよっぽど貴重。かわいいなー、と眺めてるだけでホワワンと幸せになれる写真たくさん。あんな写真は表紙の写真だけですから(笑)。
そして全て西川くんが書いたという文章は、まさにあの語り口そのまんま。今までの道のりも、TMRに対する思いも、素直に語ってくれています。西川くんの言葉で。古くからのファンは「あぁそうだった、こんな人だった」とあらためて西川くんのことが愛しくなり、新しいファンは「あぁそうなんだ、こんな人なんだ」とさらに西川くんのことが愛しくなる、そんな内容。
本自体の雰囲気もセンスのいい可愛らしさにあふれてて、眺めてるだけで楽しい一冊です。章の間に挟まれるあの筆ペンの手書き文字のひとことたちに、キュンとなることうけあい。西川くんのことを見つけることができてよかった、と読後暖かい気持ちになれる、そんな本です。表紙と宣伝文の印象だけで買うのをためらってる方にこそ、是非買って読んで安心してほしい(笑)。