Jリーグ オフィシャルDVD 浦和レッズ イヤーDVD 2002
開幕前のキャンプ(少しですが)からナビスコカップ決勝までを、
主要選手・監督のインタビューを交えテンポ良く収録。
オフト新体制で序盤の連敗から3トップの爆発、そしてナビスコ決勝と
選手の言葉と共にシーズンを振り返る、興奮とため息と涙の2時間10分。
本編を除くと、特典映像と言えるのはゴール集だけですが
2002年の記憶として 妥当な価格だと思います。
サッカー バルセロナ戦術アナライズ 最強チームのセオリーを読み解く
毎度分かりやすい西部氏の戦術分析バルセロナ編
10−11シーズンの、つまり現在のバルセロナをパスワークから分析した6、7章も圧巻だがそれだけではタダの分析本でしかない
この本の価値はその裏側にある
ありがちな「じゃあウチもバルセロナを目指そう!」という安易なバルサのおっかけに警鐘を鳴らす3章、8章にこそ注目するべき
3章のクライフ時代のバルセロナの危なっかしさ(実際にリーグで優勝するまでのバルセロナはかなり怖い!)
8章のバルセロナの哲学を目指しながらクラブの理解を得られず挫折した羽中田氏や江尻氏、実際にクライフの片腕だったレシャックが日本で直面した現実など
バルセロナというカリスマを目指す人間が歩かねばならない辛い道を両面から描いた両章にこそこの本がただの分析本で片付けられない価値を作っていると思う
ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)
何か新しいことを教えてもらえるのかと思って読んだのですが、そう言う意味ではちょっとがっかりでした。荒俣さんだって書いてたし。テンプル騎士団のことは解って書いていたのかなあ。でも、料理の仕方が抜群にうまいと思いました。黒幕やヒロインの秘密は、直ぐにバレるように書いてありましたけど、キモは聖盃の位置ですよね。ちゃんと読んでいれば解るように書いてあったのに、考えずに答えを読んで失敗でした。もっと楽しめたのに。これ実は推理小説として楽しめるんですよね。でも、それはさておき、危機また危機の展開をしっかり楽しめました。マイケルクライトンもそうだけど、使い古されたテーマを、もっとおもしろく書けるって、それはそれですごいと思いました。