1/270 地球防衛軍巡洋艦
30年ぐらいの古いキットに関わらず、当時では忠実にモデル化できた
キットだと思います、部品点数も少なく制作しやすいキットです、
オマケがもうひとつの出来で残念ですが、仕様の違うパトロール艦と
ぜひ飾りたい商品です。
地球防衛軍 [DVD]
時は1957年。「スターウオーズ」に先立つこと20年。日本では盆踊りの最中、成層圏では奇怪な宇宙ステーションに円盤が出入りして地球をうかがっている。この静かなオープニングから次第にテンションが上がっていく。円谷英二のきめの細かい特撮技術と本多猪四郎のリアル重視の演出に加えて、伊福部昭の音楽が作品を盛り上げる。
特に地球軍とミステリアンの富士上空の攻防戦こそ「ど迫力」。地球軍は新兵器原子砲完成が間に合わないまま富士のミステリアンドーム基地の第二次攻撃を敢行。迎撃する円盤の群れに空中戦艦アルファ号が砲弾を放ちまくる。ベーター号が地上基地を肉薄攻撃。ここに伊福部昭の名曲「地球攻防戦」が流れる。筆者はこのBGMでインベーダーゲームをやりたかったものだがもう夢ではなくなっている。いつ、何度見ても名作。
今回のトールケース版で何とか廉価になってきたが、予約できるうちに買っておいた方がいいでしょう。いろんな名シーンの集合ですが、ラスト近くの夕焼けをバックにした空中戦艦の飛翔も忘れられません。
青空にとおく酒浸り 2 (リュウコミックス)
相変わらずテンポのよいギャグ漫画を描きなさる。
安永肛一郎の作品を読んだことのない人であっても、引き込まれてしまうだろうな。
ベテラン作家だけあってストーリーも秀逸。
80年代に活躍した多くの漫画家が過去の遺産を使い回すことでしか
生き残れていない情けない状況にあって、新作のみで戦える
希有な作家といえよう。
第3巻もすぐに刊行されるようだし、しばらく楽しめそうだ。
宇宙大戦争 [DVD]
昭和少年の夢である、宇宙ステーション、宇宙戦闘機、月探検車といったアイテムてんこ盛りで、是非ロードショーで見たかったなーと思います。
ステーション、SPIPの中なんかも良く練られてますね。元祖スターウォーズ&ID4といった感じです。「宇宙戦争」にインスパイヤされてるとのことですが、US映画には超兵器って概念があんましありませんから、その点では東宝エライって感じです。人物描写は抑え気味ですが、それもこのシリーズでは納得です。全地球の危機に、ラブロマンスや家族愛なんぞは要らんのである。
残念なところは、マーカライトなんかの超兵器の出番がなく、空戦シーンもカット割りが今風から見ると雑ってところですかね。(東映系のワンパターンなのもアレですが、、、) あとは最終決戦の決着、あそこだけはちょっとね、、、オレならボス戦、特攻で締めるけどな(そんじゃID4だっつうの)
地球防衛軍続編ということですが、あちらより影が薄いのはその辺が原因か?にしても、基本ってことで合わせて見ておきましょう。損はしません。なにせ1959年!!それが何よりすごいことです。
THE 地球防衛軍2 インフェルノガイド (The PlayStation2 books)
巷の評判が悪いので訝しみつつ購入したら、いたって普通の攻略本でした。
各ミッションについて正攻法の攻略がごく簡単に記載されてます。このゲームにのめり込んでいる人には釈迦に説法ですが、普通にやり込んでいけば必ず行き着く攻略法ですので、初心者が参考にするにはちょうど良いと思われます。
2つのスナイパーライフルを装備して交互に撃つなどの基本テクニックは網羅していますが、いわゆる裏技的なテクニックには触れられていません。これは市販のゲーム攻略本としては致し方ないところでしょうか。
インフェルノ攻略で「(耐久力が)陸戦兵なら5万、ペイルウィングなら3万はないと非常に厳しい」というのも、攻略本頼りのプレイヤーには妥当なアドバイスではないかと思います。そのために「『赤波』で200時間の稼ぎプレイが必要(1日1時間で1年後にはOK)」と冗談めかして書かれていますが、これが冗談になっていないのが、このゲームの恐ろしいところです。
これからこのゲームを始めよう、あるいは、アクションゲームが苦手なので詰まってしまった、という人にはお勧めできる内容だと思います。
ただし、多くのゲーム攻略本でまかり通っている高額な価格設定の中でも、特に高額な部類に入るこの価格は頂けません。ゲーム本体が安価を売りにした「SIMPLE2000」シリーズなので、よけいに割高感が際立ちます。