THE LAST IN LINE
疾走感にあふれ、後に彼らのアンセムにもなった1.We Rockに始まり、
最後の9.Egyptまで実にドラマチックな曲編成は前作を引き継いでいます。
Vinny(Dr)はシングルバスドラながら個性的かつ力強いリズムで
Jimmy(B)と共に充分な肉付けで屋台骨をしっかりと支えています。
正式に加入したClode(Key)の味付けで前作よりも音に厚みが加わりました。
しかしながら、この頃のサウンドメーカーの主役はやはりVivian(G)です。
Ronnie(Vo)のバックで黙々と誠実に弾きまくる彼の姿が目に浮かびます。。
EXIT TUNES PRESENTS Vocalostar feat.初音ミク
VOCALOIDの溝。VOCALOID同士のユーザーの対立。最近そういう雰囲気が広がる一方のボカロ界ですね。
…そんな中、感想をいうのがとても難しいのですが、
このCDを聴きおわった後、そういう溝が少しでも取り除かれればいいなあ、と感じました(音楽で派閥はよくある話ですが、「○○消えろ」とか、私は絶対無しだと思います)。
VOCALOIDって本当に色々。初音ミク。そして初音ミク以外のVOCALOIDは曲数こそ少ないものの存在感がある。Pの違う曲でもそれぞれが主張しあっていない、個性的な感じがあると思います。
楽しかった。本当にVOCALOIDの世界って深くて面白いな、と改めて気付かされました。
曲目はだいたい文句なし。
曲順は最初激しいですね。でも流れ的には悪くないのかも。最後はやっぱり期待通りでいい終わり方です。
あとは曲の間…短すぎると思う。
総合的に買って損はありませんでした。特典としては同封されたアンケートに答えるとジャケットのクリアファイルがもらえるそうですよ。CDともに大いに活用させていただきます。