相棒 season 1 DVD-BOX
刑事ものドラマでの有名どころは大体「太陽にほえろ」だとか、最近なら「踊る大捜査線」、異色なところで「古畑任三郎」があげられる。
最近の刑事ものドラマも大体は、この中のどれかのパターンにはめることが出来る。
だからか斬新な面白みにはいまいち欠けるものも多い。
ありえない設定にすることによって無理やり、真新しさを出している感もある。
ところがこれはまさに「新しいパターンの刑事ドラマ」といえるだろう。
天才的な頭脳を持ち、まさにホームズのごとく事件の真相を見抜いてしまう右京刑事と、頭を使うことは苦手だが、聞き込み体力勝負なら誰にも負けないという、まさに熱血刑事の鏡のような薫刑事。
彼らは静と動の組み合わせであり、それが故に事件を別々の面から見ることが出来る。
まさに、「彼らに解決できない事件はない」のである。
彼らをとりまく周囲の人たちも非常に個性的で、時に彼らを助け、事件に対して思わぬ切り口からヒントを出してくる。
そしてやっぱり犯人も一筋縄ではいかなかったりする。
派手なアクションはありません。
立場の板ばさみになるというようなシリアスな展開はありません。
大流行するようなセリフもありません。
ただ、「面白かった!」というスッキリがあります。
刑事マガジン V (タツミムック)
相棒ファンの方はもちろん、川原和久さんファンの方にもオススメの1冊です。(川原さん目当てで買いました…。)
川原和久さんと寺脇康文さんとの対談は亀山と伊丹の関係の変化についてがメインで、二人の関係が変わって来ているのが見えるエピソードがどの回か具体的に挙げられており、相棒ファンとしても十分に楽しめました。
写真も素敵な物が多いです。
特に見開きでの川原和久さんと寺脇康文さんのツーショトは、すごくカッコイイです。
発行当時なぜ買わなかったんだろうと後悔しましたが、状態の良いものが古書で購入できて満足してます。