グッド・ウィル・ハンティング [DVD]
天才的な理科系の頭脳と驚異的な記憶力を持ちながら、幼少時代のトラウマから心を閉ざし、埋もれていた主人公にマッド・デイモン。
彼が、その能力を見出され、ロビン・ウィリアムス演じるカウンセラーとの心のぶつかり合いで、自分の求める幸せを掴もうとするまでの話。
人間の孤独、そしてそれを埋めるための本当の優しさ。
そんな心に触れられる、見逃せない映画です。
グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち(Blu-ray Disc)
1997年公開のアメリカ映画です。監督はガス・ヴァン・サント。「小説家を見つけたら」(邦題)や最新作は2011年公開「永遠の僕たち」(日本兵の幽霊役という形で日本人俳優:加瀬亮さんが出演なさっていることに驚きました)
「グッドウィルハンティング」
脚本はマット・デイモンとプライベートでも仲のよいベン・アフレックの共同制作という形で書き上げられていった今作。
もちろん若き日の、マット・デイモンやベン・アフレックも脚本だけではなく映画にもきちんと出演されています。
マット・デイモン ベン・アフレック ロビン・ウィリアムス といった名俳優がしっかりと物語を紡いでいってくれます。
皆さん熱演されていて、とても良い映画に仕上がっています。
あえてジャンル分けをするなら「ヒューマン」映画です。
アクションがあるわけでもなく、それぞれの登場人物の心理描写を丁寧に映画にした傑作だと思います。
参考までに・・・
第70回アカデミー賞 助演男優賞受賞(ロビン・ウィリアムス)
同アカデミー賞 脚本賞受賞(マット・デイモン ベン・アフレック)
第55回ゴールデングローブ賞 脚本賞受賞
をしている作品でもあります。
この映画はこれまでにもBSで放送されたり、何度もDVDでリリースされるなどしていた作品です。(でもけっして知名度は高くない作品…)
この映画がBlu-rayクオリィティとして蘇ってくれたことを嬉しく思います。
以上、参考になれば幸いです♪
長文失礼しました。m(_ _)m
グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち―シナリオ対訳
映画のすばらしさは言うまでもありませんが、こちらはどうやら、オリジナルの台本をもとに作った物らしく、台詞がかなり、映画と異なります。一冊の本としてはいいでしょうが、これを用いて英語の勉強をしよう、などと考えている方はご注意下さい。また、印象的なシーンの台詞が異なるので(役者の演技力で台本を越えているのでしょう)、これまたちょっとがっかりです。
グッド・ウィル・ハンティング パーフェクトコレクション [DVD]
暴行の常習犯であり、物理・数学・歴史・芸術などあらゆる学問領域における天才、ウィルがカウンセラーのショーンと出会うことで、幼少期の虐待で負った傷を癒していく。
逆に、ショーンもまたウィルと会っていくうちに過去にあきらめていたものにまた挑戦する気になる。
カウンセリングが一方通行ではないことを物語る。
ウィルが心を開くシーンは泣ける。
また、ウィルの才能を認める悪友たちとの友情もぐっとくる。
脚本を書いたマット・デイモンとベン・アフレックの文才にも拍手。
名作!
グッド・ウィル・ハンティング [DVD]
「一番好きな映画はなんですか?」と訊かれたら僕はこの作品を迷わず挙げます。本作は人によっていろいろな見方が出来ると思いますが、僕は「男の友情」を描いた作品だと感じています。
「男の友情」というと少年マンガのような熱苦しいものを連想しがちですが、元々男は精神的には何かに支えられなければ参ってしまう生き物で、ウィルには自分を支えてくれるもの、信頼できる人が一切無かった。やがて年齢も境遇も越え、お互いの弱さを癒しあい真に心を通わせる二人の繊細さが感動を誘います。
「人の心に踏み込むことは自分の心を省みることでもあり、他人のために心を尽くす事は自分自身に対し心を尽くすことでもある」ということを考えさせられました。名作です(^ー^)