アニメソング史(ヒストリー)II
放送年順に収録されたコンピレーションとしては最高のものです。
アニメを見ていた年代というのは人それぞれだとは思いますが、
だいたい子供のころの10年間ぐらいではないでしょか。
自分が見ていた年代のアニメソングのコンピレーションが欲しい
人ならまず間違いないシリーズです。
40代後半から50代の方ならシリーズの'Tを、40代の方なら
'Uを、30代後半の方なら'Vを、というように選ぶことが出来るのも
良いです。
私が子供の時は今みたいにアニメのジャンルなど意識せずに、
アニメならなんでも見ていたので(ガッチャマンやルパン、あしたの
ジョー、マジンガーZとか)、変にジャンル分けされたアルバムより
も自分にはあっています。
あと、エンディングが収録されているのは思ったよりも良いです。
オープニング曲はテレビのアニメ特番などで聴く機会があっても
エンディングは殆ど聴く機会がないので、聴いてみると
「おお!これこれ、懐かしいなあ・・・」と、
結構な確立で感無量になれます。
放送当時はエンディングもしっかり見ていたから当たり前なのですが
エンディングが収録されているコンピレーションは殆どないので、
ファンにはうれしい限りです。
このアルバムは“放送年代”を選曲のテーマにしているアルバムなので
ロボット作品だけが欲しい人はロボット作品のコンピレーション
アルバムを買えば良いと思いますし、収録アニメの年代も、
アニメ放送が始まった1963年から1981年までなので、当然ですが
1986年に放送が開始されたドラゴンボールや1982年に放送が始まった
マクロス、1995年から放送がはじまったエヴァンゲリオンなどは
収録されていません。
出来れば、シリーズ'W、'X、'Yと続けて1990年代まで網羅する
シリーズとして欲しいものです。
なんにせよ、1981年までのアニメソングは(ほぼ)網羅していて
なお且つエンディングまで収録しているという、アニメファンには
購入しても決して後悔しない、嬉しいアルバムであることは間違いありません。
ミクロイドS (2) (少年チャンピオン・コミックス)
「自然保護」とか「環境を大切にしよう」なんてのは
所詮人間の側からの視点であって地球の力の前では
人間なんて無力です。
もう30年前の作品ですが今読んでもしっかり心に
残ります。
ミクロイドS DVD-BOX
心を忘れた科学には、しあわせ求める夢がないー。文明批判をこめた主題歌が好きでした。原作よりヒーローしていますが、アニメ版もけっこうハードですよ(前番組「デビルマン」の影響でしょうか)。
リーバとリッキーの悲恋を描いた13話「狂ったのは誰だ」、ヤンマ出生の秘密がわかる15話「思い出求めるヤンマの旅」、珍しくアゲハが主役の22話「ビガーと愛すべき怪物たち」が印象に残っています。特に15話は最終回への伏線が見事、さすが辻真先先生の脚本です。
昆虫の解説もあって勉強になりました。6月にはサントラ盤も出るようです。
ミクロイドS (1) (秋田文庫―The best story by Osamu Tezuka)
巨匠、手塚治虫が残し、発表から30年近くたったいまでも今も環境破壊への警鐘を鳴らす昆虫パニックものまんが。米国アリゾナ州の砂漠には、昆虫から進化した知能・技術が人間以上に進んだ文明が隠れていた。そこで奴隷として使われていたのは、体は昆虫サイズだが人間を祖先に持つミクロイド達。ミクロイドのヤンマ、アゲハ、マメゾウと、彼らを助ける落ちこぼれ学生マナブを中心に、日本の存亡をかけた戦いが火ぶたを切る。全編にわたりスリルとサスペンスにあふれ、ストーリー展開が早く、キャラクターも魅力たっぷり、その上メッセージ色も強く、下は小学校高学年くらいから大人まで楽しめるSF超大作だ。
ミクロイドS(1) (手塚治虫文庫全集)
巨匠、手塚治虫が残し、発表から30年近くたったいまでも今も環境破壊への警鐘を鳴らす昆虫パニックものまんが。米国アリゾナ州の砂漠には、昆虫から進化した知能・技術が人間以上に進んだ文明が隠れていた。そこで奴隷として使われていたのは、体は昆虫サイズだが人間を祖先に持つミクロイド達。ミクロイドのヤンマ、アゲハ、マメゾウと、彼らを助ける落ちこぼれ学生マナブを中心に、日本の存亡をかけた戦いが火ぶたを切る。全編にわたりスリルとサスペンスにあふれ、ストーリー展開が早く、キャラクターも魅力たっぷり、その上メッセージ色も強く、下は小学校高学年くらいから大人まで楽しめるSF超大作だ。