パターンが決めての服作り ―ソーイングはじめましょ。―
前作「好きな布地で好きな服」がとても気に入り、
2冊目が出るのを心待ちにしていました。
今回はブラウス〜チュニックが7デザイン
ワンピースは6つ
ジャケット〜コートが2つ
そしてパンツが2つ入ってます。
あとはリバティのポーチとコサージュ。
クロップトパンツは是非作りたい!
リボン結びの表見返しブラウスも、手間はかけず発想を変えただけで
こんなにもがらっと違って見えるのね〜と。
素敵ですよ。
ドルマンスリーブのブラウスなんか、パターンの形状を見たら即座に
これも作る!と思ってしまうほどシンプルの極み。
どれくらいシンプルかっていうと、衿ぐりバイアス布と合わせて2パーツのみ。
ブラウジングブラウスもロールカラーブラウスも、みーんなシンプル。
でも雑誌付録パターンとは一線を画すあか抜けたデザインばかり。
著者のパターンは平面パターンとして実に秀逸だと前作で感じたので、
作る前から期待値はかなり高いです。
巻末には今回も、ポケット、ファスナー、袖口、衿、レースの扱いなどの
基礎テクニックが、行程写真と共に収められています。
各・作り方説明ページでも、縫っていく順に番号がついてるのが親切。
イメージ写真の次のページが作り方ページという、ありそうで意外とない構成も
いちいち、えーっと、何ページ?と探す手間がなくてありがたい。
モデルさんも今回は痩せすぎな人じゃないのでイメージしやすいと思います。
これいいな〜と作っても自分の着用があまりにイメージからかけ離れてると
残念。。な結果になってしまうから。