Chaotic Beauty
フィンランドのメロデスバンドの3rd。前作より大幅にレベルアップしており、何よりドラマティックであり泣きまくりの楽曲がいい。キャッチャーなメロもあるが、ピアノと涙腺をぶち壊す泣きのリードが悲哀のドラマ性を見事に打ち出している。バラードでキンバリー・ゴスも参加。現在ではもうここまでの完成度は作れないだろうなぁ…"
チルドレン・オヴ・ザ・ダーク・ウォーターズ
前作の最後を飾った"Angelheart, Ravenheart"に圧倒され、その続章である曲で幕を開けるということで大いに期待を膨らませて聴き始めました。その1曲目は、前作の興奮を引き継ぐものではありませんが、その後に続く曲また曲のシンフォニック、絶望感の演出が並ではありません。
最後の"Nocturne Thule"にまた圧倒。前作を聴いたとき "Angelheart, Ravenheart"を超える曲はそうは出せないだろうと思っていましたが、容易に超えてしまった感じで、バンドの格も一段上がったといってよいでしょう。
ちょっと路線は違うのですが、SENTENCED亡きあと、同等の悲哀さに浸れる曲というものになかなかめぐりあえなかったのですが、同郷(フィンランド)のETOSにめぐりあい、心の隙間が埋まった感じがします。
A Virgin and a Whore
フィンランドのメロデスバンドの4th。叙情的な攻撃性を見せた前作だが今作は徹底して泣きの名盤である。リフにしてもピアノにしてもソロにしてもシンセにしてもこの泣かせよう。特に3、9の泣かせっぷりは半端じゃない。怒涛のドラマ性が押し寄せる。まぁ他でダレる曲もあるのはあるがこの2曲だけでもメロデスファンは是非"