空中ブランコ (文春文庫)
トンデモ精神科医伊良部シリーズ第2弾。前作「イン・ザ・プール」に比べ少し甘さを加えた連作集。表題作など、それが功を奏してラストなど感動的である。一方でギャグの冴えも衰えを見せず、「ホットコーナー」でどんどん患者の強迫神経症を悪化させていってしまうあたりなど、おおいに笑わせる。
ただ、お話がマイルドになるのはいいが、何度も作中で「癒し系」という表現が出てくるのはしらける。登場人物のセリフではあるんだが、作者の側が使ってはいけない言葉だと思う。
40周年記念ベストアルバム テーマ・ソング コレクション~また君に恋してる~(DVD付)
iichikoのコマーシャルソングがずっと気に入ってました。白いブランコをよく聞いていた世代です。よくゲオなどでビリーバンバンのアルバムを探すのですが、なかなか巡り会えなせんでした。それがメールを見ていたら出ていてうれしくなり、しかも格安ですぐ注文しました。届いて聞いたらこれまでのが全部入っていて感激。毎晩聞いて癒されています。こういう懐かしいアーティストの再発掘シリーズを期待します。
LIVE AT BUDOKAN [DVD]
曲目も良く、なんと言ってもやっぱり秦さんの歌声は神です。CDはもちろんですが、LIVEのよさはハンパない!本当にサイコーです。とくに、『新しい歌』で終わるところがなんだか感動的です。
女祭 [DVD]
BON-BON BLANCO(ボンボンブランコ、通称ボンブラ)は、ラテン音楽を基調とする5人組のガールズバンドです。
現時点の年齢は18才から21才と若いグループですが、キャリア5年目を迎える彼女達のスキルの高さには驚かされます。
ヴォーカルのアンナ(SANTOS ANNA)の歌唱力は、若手女性歌手の中ではトップクラス。
日本人離れした力強さ(パワー)と、日本人ならではの繊細さ(表現力)を併せ持った、稀有な歌姫です。
ビジュアルに関しては、パッケージ写真そのままの、露出度の高いステージ衣装に言及しないわけにはいきません。
ボンブラのリーダーであるトモヨ(TOMOYO)が、
「ボンブラの衣装は(肌を)出してナンボでしょう」
と言うだけあって、その思い切りの良さには清々しささえ感じられます。
メンバー5人とも衣装に相応しい身体をしていますが、その中でもルリ(RURI)は特にスタイルが良く、まるでトップモデルのようです。
マラカス担当のマコ(MAKO)も、美しい身体をしています。
彼女は、マラカスの演奏とダンスを一体化させ、ステージ上を動き回りながら華麗なパフォーマンスを繰り広げます。
固定式のパーカッションを担当しているメンバーも、演奏している姿はリズミカルでダンサブル。
「躍るように叩く」と言っては大袈裟かも知れませんが、演奏のリズムに合わせて身体全体をセクシーに揺らし、時には片脚を軽く振り上げながら音色を叩き出す彼女達の動きは、本当に音楽と一体化しています。
そんなボンブラのライブ映像が詰まったこのDVD、「買った人に損はさせない」1枚になっていること請け合いです。
J-POPファンも、アイドルファンも、必見必聴ですぞ!