あまりにも有名な「トキワ荘」。手塚治虫をはじめ寺田ヒロオ、赤塚不二夫、藤子不二雄、石ノ森章太郎・・・という、いづれ漫画界の巨匠といわれる「才人」たちが将来を夢見て一同に集っていたという、ある「アパート」の物語。その住人、通い人だった(今日では)ビッグネームの漫画家達が、その「青春時代」を過ごした「トキワ荘」を各々が思い入れたっぷりに描いている「トキワ荘物語集」。なるほど、話では聞いていたが、これを読むと当時のトキワ荘での様子が手に取るように分かりやすく描かれていて、あらためて、その奇跡的な才能集団に驚かせられると共に、貧しいけれど、そこには若さがあり、不安があり、仲間があり、情熱があり、そして「夢」があったんだなあという、こちらまでノスタルジックになってしまう良作品である。各々のタッチが皆、個性的で楽しく、やはりというか、先ず最初に登場する手塚治虫氏の「擬人法」で完全に「トキワ荘ワールド」に吸い込まれてしまうこと必須である。巨匠たちの描く各々の「トキワ荘」、この夢のような世界が実際に存在したのである。
この書籍の存在を知らなかったのですが、mixiで話題になっていたので、価格的に失敗してもいいなという思いで購入しました。
まず、購入して驚いたのは、カラーでこの内容ページ数でこの価格は安すぎます。
鍼灸の本で今まで具体的な刺鍼の練習方法、手技のバリエーションを表現している本は非常に稀です。
現在鍼灸学校で刺鍼の練習を始めた方も、すでに臨床をされている方も自分の刺鍼はこれはできている。これはできていな。
この練習をしてみようというのがわかりやすいです。
もう一つは、この本の中に掲載されている「東西共通カルテ」が非常に参考になりました。
一人の患者さんを見るのに、患者さんはどこがわるいのか判断する情報と、鍼灸を行うためにどのような情報が必要か。
その情報と鍼灸の効果から、患者指導はどうするかというのが非常にわかりやすいです。
すでに著書の先生がお亡くなりなのが、唯一残念でなりません。
まず、膨大な量の動きに関するコマに驚きです
(それ故に1.5cmの厚みをもっており重いです)
人物、動物、自然現象のコマがひたすら羅列されており、
見本の動きには最小限のアドバイスが添えられており、
専門的になりすぎず描き手の裁量に任せているのが特徴的ですね
本書に掲載されている一コマの大きさは
縦4cmほど、横5cmほどと決して大きくはありません。
しかし、丹念に観察すればするほど、よく考えられた内容です
付属するCD−ROMはWinとMacに対応しており
使用するにはQuickTimeをインストールしておく必要があります。
このROMで見たい動きをチェックしたりできます
パソコン上で作画をする場合にはタブレットがあると便利ですよ
某老舗月刊「ほにゃららのとも」にもこんな本がありまして、そっちも相当好きなんです。でもでも、こっちは写真で、どーんとみかんが載っていて、たまりませーん。一番気に入ったページは「さのう」の一個一個をばらして並べているとこです。このシリーズは、他社にもあったんだけどちょっとちがう、違い方がオモシロイです。
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