このCDには小泉今日子の「風のマジカル」が入ってます。
いままでドラえもんのCDには入ることがなかった曲ですね。
これだけでもこのCDを買う価値はあるでしょう。
武田鉄矢氏の曲は入っていません。
別のCDを買いましょう。
値段的にはとても高い方ではないかと思いますが、リアルタイムで初期の作品を見て又これから思春期を迎える子供の事を
考えると後期の作品も親として観た方がよいかなと思い予約しました。スペシャルが今まで出ていなかったので各シリーズを持っている方や今回の最終回だけ欲しい方には高いと思いますが、他のレビューで言っている方もいますが、値段の事をここのレビューに書いても意味が無いと思います。ましてやAmazonさんでは25%以上の割引で販売する予定なのですから…
司馬遼太郎の「竜馬がゆく」で描かれた「坂本竜馬」になりたいとまで思い憧れた武田氏の心にある「武田鉄矢の竜馬像」が綴られています。史実を織り交ぜた創作としての「竜馬がゆく」の主人公に惚れ込んでしまった武田氏が、なにゆえにそこまでぞっこんなのかが良く伝わるおもしろい本です。
竜馬について、何一つ知らなかったわたしにも、竜馬ファンが感じている魅力の一端を感じ取ることができ、これは「竜馬がゆく」を読まなければ、という気持ちにさせてくれました。
閉塞状態の今の日本であればこそ、こうしたスケールの大きな人物が待望されるのでしょう。短期間といえども日本史の大転換期を動かしたであろう坂本竜馬という人物から学べるポイントを上手に描き出している点を評価します。
この本を読んでも竜馬の全体像はつかめません。そこは「竜馬がゆく」など他の本を読む必要があるので、★一つ減としました。
近江屋襲撃事件で命をおとした竜馬と中岡。
その有名な「脳をやられたからダメだ」につながる襲撃シーンが
後に「あずみ」のスプラッター映像で度肝を抜く凄惨な絵で描かれ
悲壮感を増幅する。
おどろおどろしくならないのは
小山ゆう先生のキャラの朗らかさに他ならない。
天真爛漫な魅力の竜馬は
小山ゆう先生の描く主人公たちと、どこか似ていて
本当にこんな人だったからこそ、色んな人が集まってきて
竜馬自身にも刺激を与え続けたんだと思う。
竜馬がいなかったら徳川幕府の世は、もっと続いていたかもしれない。
アメリカやイギリスの植民地になっていたかもしれない。
先見の目を持つ賢人は素晴らしい。
巻末に結構な量のページをとって
作者たちの座談会が収録されているのもうれしい。
大河ドラマの長い歴史の中でエポックメイキングな作品であることは間違いないと思う。日光と埃と汗の臭いを強烈に感じる奥行きある画面とダイナミックな演出は、舞台演劇を観ている様なこれまでの大河とは違って非常に人間臭く、それだけに観ているこちらも感情移入しやすい。ただ「天地人」の時と同じように、主人公の坂本龍馬を浮き立たすために周囲のそれも歴史上有名な人々を余りにも不自然なまでに矮小化しているのは、幕末の歴史に誤った情報を与えかねないので非常に危険だ。龍馬一人が明治維新の道筋をつけたがごとき展開は、分かっているいる人には「よくできた作り話」として観ていられるが、昨今歴史(特に日本史)を勉強しない若い人が余りにも増えており、大河ドラマで歴史を勉強した気分になったのでは、「NHK的歴史観」に染められかねない。「歴史ドラマ」と「歴史」は全く別物であることをしっかりとわきまえておくべきであることは常識なのだが、のめり込んでしまうとその辺がおかしくなってしまう事はよくある。
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