家康の人生は長いので、全部網羅しようとすると、とんでもない量になってしまう。ダイジェスト版のような形になるのは仕方のない事。 司馬遼で言えば、この「覇王の家」と「関ヶ原」「城塞」を全部よんで、はじめて家康の全貌がぼんやりとだがわかってくるのだと思う。 上巻の後半から下巻の後半まで、ほぼ5分の3を小牧・長久手の戦いとその前後に費やしており、両決戦の詳細が非常によくわかるようになっている。 この作品は家康と三河の武士団の性格を詳述することで、この性格が後年の江戸武士、更には現在の日本人の性格の原型になったのだということを知らしめてくれる。 日本人的性格の良い点も悪い点も、その極端な例をこの作品の中に見る事ができる。
去年梅の季節にこの味醂で梅酒を仕込みました。青梅とこの味醂だけで作りました。その梅酒を正月に飲んでみました。ホワイトリカーと氷砂糖で作った梅酒と違って甘すぎず旨味たっぷりの味でした。できた梅酒はアルコール度数は低めのようなので物足りない方は焼酎を足して飲むと良いでしょう。
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