何故大ヒットが出なかったかが良く分かった。「それがバンドの資質」とは名言。インダストリアルミュージックと羽田との関係は目からウロコ。原田知世がステージに居るのが奇跡!
ミッシェルのページは特集と銘打っている割には少ないかなという印象でした。
内容は何人かのライターによるミッシェル評論です。
写真も非常に少なく小さいので写真も同時に見たいという人には不向き。
アベの突然の訃報に際し出されたものですが、
なぜ解散に至ったのかという点に触れる評論があり、
アベの「単にギターを鳴らしたい」という、ある種、青春のようなものを思わせる姿勢と
「世界を大きく捉えピースというメッセージを描きたい」というチバの”温度差”が
解散に至ったのではないか、という指摘が印象に残りました。
果たしてその通りであったかどうかは不明ですが、1つの見解としては興味深いです。
私は、個人的にはミッシェルはどんな論評よりも、インタビューよりも、
音楽そのものに触れること(今となってはCDを聴くということ)が一番だと思い、
あまりミッシェルの活字を熱心に追ってはいませんでしたが、
聴き直すという意味で、これを読んでから聴いてみると、
ジャーナリスティックな視点で、これまでと違った見方もできると感じました。
強くオススメはしませんが、なんとなく読んでみる感じですね。
「あがた森魚とZipang Boyz號の一夜」に至るドキュメンタリー映画になっています。あがた森魚という異常な天才アーティスト、ただの酔っぱらい、わがままで頑固なジジイ、なんて等身大の姿が垣間みる事ができます。ちょっと寂しく悲しくなったり、元気づけられたり、あがた森魚と一緒に時代をかけぬけてきたZipang Boyzにはたまらん映像です。買っても悔いなし。
赤色エレジーからいうと、40年近くになるんですかね。ずーっとあがた森魚師と共に昭和から平成へと生きてきた人間としては、感慨深いものがあります。”はちみつぱい”のメンバーやら、”ムーンライダース”のメンバーやら、過去のアルバムに参加した矢野顕子さんやら、入り乱れての懐メロ大会のようで、それぞれの時代を知っている者からすれば、涙なくしては観られません。みんな歳をとったなあ。でも、それを受け入れてこのDVDを観て僕らも頑張りましょうか!
はだかファン待望のニューアルバム。スカイツリー開業を祝し、どこかに東京タワーへの追慕も忘れず・・・しかも新たなチャレンジとして爆音バージョンの「東京タワーの歌」も寄り添っています。名曲「バカの壁」、「地下少年メトロ」に漫談実況も加えて、てんこ盛りのはだかワールド。
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