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かそけき音の (文春文庫) 私は最後の一編が、特に印象に残った。
主人公の気持ちの揺れが、すごく良くわかる。
期待しながら好きな人を待つ気持ちや、一瞬にして裏切られ、青ざめる気持ち・・・。
精神的な危うさが書かれた2編も印象的。
たった数十ページのストーリーなのに、ふっと考えさせてくれるものがある。

あぁ、そんな風にして人は、殺人者になってしまうのかもしれないな・・・。とか。
非常に手軽に読める短いストーリーなので、”読書は苦手”と言う人にもお勧めです。


ソング・オブ・サンデー (文春文庫) 42才の独身イラストレータ利里子をヒロインとした恋愛考察小説。「熟れてゆく夏」で見られた女性生理の爛熟した発露、と言った趣きは無い。「中年独身女性がペットを飼い始めたら終り」と世間で良く言われる通り、利里子も愛"ダダ"を飼っている。物語は、利里子が知人の大工鉄治とドライブする一日を中心に描かれる。陽光の一日の中での小さな波紋の積み重ねで物語が構成される。

自分が思っている程、他人は自分や自分が大切にしている物を重要に思っていない。恋愛においても然り。重要と考える時は臆病を捨て去る時だ。これが主題の様だが、作者は自身を利里子に重ね合わせながらも、観察者の立場に居る。利里子は上記の境地に達している様で達していない。自分で思っているより幼く脆いのだ。これが、本作が少女小説じみて見える要因になっていると思う。だが、作者自身もこの境地に達していない事が窺える。その模索の試みが、本作の執筆動機とも思える。読者が受ける印象も熱気ではなく、薫風あるいは潮風であろう。

もう一つの重要なファクターは、鉄治の愛"ジロ"である。ジロは老衰死寸前。鉄治はこう言う。「ジロは死ぬ。だが、俺は当分生き続けなければならない」。こちらが主題かもしれない。作者は確実にジロに将来の自分を観ている。男の私にとって、登場人物の中で"新さん"は最も卑劣な男の様に映ったが、女性にとっては真面目に映るのだろうか ?

最後に蛇足を。"ダダ"と言う名前は偶然だろうか。この名前は、私の世代にとっては「ウルトラマン」に出て来る「三面怪獣ダダ」以外の何者でもない。ペットと男と子供の三面性を兼ね備えたダダ。穿ち過ぎだろうなぁ。

まもって守護月天! (1) (Blade comics) ああっ女神様が好きな私ですがその関係でこの本にたどり着きました。結論から言えばこちらの方が好きです。あっちはメカとかバイクとか私にとってはあまり興味が無いものが多かったもので。ただ単純に作品の質という点ではどうでしょう。こちらの作品はキリュウの試練などよく意味のわからない特殊技能や役割があったり、一人暮らしとはいえ義務教育期間中の少年と異性を好きになると言う感情をもてないヒロインですから当然深い中にもならず従ってストーリー的にも特筆すべきものがあるわけでもなくただ素朴でほのぼのとした毎日がひたすら延々と繰り広げられます。悪人もいません。そして広いようで狭い世界。変わらない二人の関係。読んでいて全く疲れません。月の女神ということですが満月を鑑賞しているような静かな気分になるといったらアレですがとても心が落ち着きますね。性的対象としては見られない美少女ヒロインなんて久しぶりです。
ただしご都合主義の産物が顔を覗かせたりもするし脇役ははっきり言って脇役です。言ってみれば二人を暖かく見守っている年上の家族や親戚みたいなものです(笑)。ライバルと言うほど危険度の高い人も敵対的なというほどのキャラも出ません。そして彼らのその後も描かれません。二人がよければめでたしめでたしといった感じで終わります。そういった意味でも完成度と言う点では??な作品ではありますがこのヒロインのキャラと主人公らがいる世界「感」がとても好きになったので全巻プラス再逢まで一気に購入してしまいました。欲を言えばもう少し詩情なりキャラ間の強い絆なりを浮き立たせてほしかったのですが過ぎた要望でしょうかね。とにかく逢えて良かった作品ではあります。

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