この本の最後のほうの文章には、こんなことが書かれています。 「得られぬことを我慢する勇気より、欲しいものを得るために勇気を使うほうがよくはないでしょうか。 (中略) 愛する人には勇気を出して、それを伝えておくことです」 恋をしても、人によってはなかなか告白できない人がいます。でも、その気持ちを我慢して自分で抑えつけて伝えられずにいると、いずれその気持ちは心の中に沈殿していきます。そういうものがどんどん沈殿していくと、いずれ自分に失望したり自分を嫌いになっていくようです。 それよりも、ありのままの気持ちを勇気をふりしぼって相手に伝えることは、結果がどうであれ自分に自信をつけることにも繋がっていくのではないでしょうか。 勇気をどう使うかは自分次第で、私はこの言葉にとても感動しました。
クラシックでメッツオの作品集となると、一見、音楽通の愛好者向けのCDのような印象を受けるが、中身はそれに反して大変聴きやすく親しみやすい演奏ばかりが楽しめる、あらゆるジャンルの音楽愛好家に薦められる一枚。
歌手自身による企画プロデュースが行なわれたことも見事に功を奏し、最後まで飽きさせない選曲や曲のリストが実現されている。曲目もビゼーのカルメンやモーツァルトのフィガロ、ロッシーニのセビリアから、トーマのミニヨン、オッフェンバックのホフマン物語など、ポピュラーな曲目がずらり豪華に並んでいる。
通常の作品であれば歌手の特徴や得手不得手により曲ごとに評価が分かれるものだが、このCDは収録されている12曲のどれをとっても甲乙つけ難いほどの演奏の完成度の高さが繰り返し堪能できる。全曲にわたり、とりわけ歌手の声の艶の美しさや輝きと透明感、声量の豊かさやダイナミズムのスケールの大きさが際立っているばかりでなく、フランス語・イタリア語の原語の発音のわかりやすさと正確さ、音程のぶれのなさ、個々の曲想に対する表現力の深さや豊かさなど、まさに並外れた技術と能力に裏づけられた、歌手自身の日本人離れした歌唱力の水準の高さがありのまま反映されている。
伴奏はオーケストラではないが、単独楽器による伴奏は概してシンプルで控えめ、予想外に聴き心地がよい。総合的評価として、これまでの数多のメッツオ・アリア集の「金字塔」を打ち立てたともいえる名演集である。
羽田さんの演奏は、昨年9月の大阪と1月の神戸の追悼LIVEで聴きました。
ありふれた言葉ですが、とてもよかったです!神戸では会場限定発売のCDも大好評で
品切れしたとのこと。私は購入できましたが、とても素晴らしい演奏でした。
今回のCDメジャー発売が待ち遠しくて心から嬉しく思います。
羽田さんは生前のZARD坂井さんの歌詞に憧れていたとのこと。実際に親交があったか
どうか知りませんが、それよりもZARDLIVEにゲストミュージシャンとして参加して
CDを販売してZARDの楽曲を、今もなお別の形で世の中に出してくれること自体に
嬉しい気持ちです。とにかく今から販売が楽しみです!
私は特にどの曲を目当てに買うとかではなかったのですが
予想以上にどれも良くて
全部の曲にハマりましたw
特に・星屑ユートピア
・No Logic
・spica
など、比較的さわやかな曲調の歌が
とてもよかったと思います。
買ってみて損はないし
いろんな曲調のボカロ曲を聴けるので
おススメです(*^ω^*)
この書物の存在を知ったのは、近所の教会で牧師先生の説教の中で引用されたことがきっかけである。
本書の一節である「リベンジ」を中心に、本書で記された三宮さんのリベンジからメルシーに至る心の動きが、引用されたのであった。
本書を通読した。透き通った響きのある、凛として整った文章が実に、リズミカルに読みながら、語りかけられるという感覚を興させる。そして、確かに「ジュニア新書」の読者層に向けられたエッセイの数々であるけれども、我が生き方に深く、強く響く教えの数々があった。
これからも自分が悩み、絶望に囚われそうになった時にも、そして、何らかのものづくりに携わることになった時にも、読み返し、響きを味わいたいと思う。
|