木田資格マニアもみじくんの栄光の動画評論

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封印作品の謎 2  同じ著者による前作「封印作品の謎」を大変興味深く読みましたが、この続編を私は前作以上に感銘を受けながら読み進めました。

 前作は主に、その表現が差別や偏見を含んでいると見なされた、もしくは見なされると危惧されたことによって封印された作品を取り上げていました。「怪奇大作戦」や「ウルトラセブン」の1エピソードが今も再放送やDVD化の対象外であることの背景を著者が丹念に取材していました。

 この続編で取り上げられているのは「キャンディ♡キャンディ」、「ジャングル黒べい」、「オバケのQ太郎」、そして「サンダーマスク」の4作品です。これらはいくつかのエピソードが封印されているというレベルではなく、その作品全体がいまや全く見ることのできないものとなっている点が目を引きます。私は「キャンディ♡キャンディ」については二人の著作権者の泥沼の裁判劇を新聞報道で目にしていたので事の顛末はおおよそ知っていたつもりでしたが、かつて私を大いに楽しませてくれた「オバケのQ太郎」が絶版状態にあるということは全く知りませんでした。

 この本が浮かび上がらせるのは、諸作品の封印の理由が、作品に潜む(とみなされる)差別や偏見というよりは、サブカルチャーをめぐる巨額の著作権ビジネスと、その利権をめぐる関係者の感情的対立にある点です。

 もちろん著作権は豊かな創造物を守るために尊重されるべきものではありますが、使い方次第では子供たちに夢と希望を与えた数々の作品をこの世から消すきっかけにもなりえるようです。

 日本では著作権が切れるのは作者の死後50年ということに今のところはなっています。ということは、かつて「オバケのQ太郎」や「キャンディ♡キャンディ」に胸躍らせた世代が、生きている間に再びそうした作品を気軽に手にすることはもう出来ないということなのでしょうか。

 そのことを思うと溜め息が出ます。

【3本セット】evianエビアン(エヴィアン)デザイナーズボトル2012年【クレージュ】 この度ありがとうございました。信頼できる店でした。
ナンバーワン・エイティーズ -ムービー・ヒッツ- 2枚のCDは、それぞれ《For Friends》と《For Lovers》となっていて、アップテンポな曲とスローな曲に分かれています。
中でも驚いたのは《For Friends》のジョン・オバニオン『里見八伝』、《For Lovers》のドン・ジョンソンの『ハートビート』です。
マイアミバイスのドン・ジョンソン、カッコ良かったなぁ☆
《For Friends》の方はノリノリの曲揃いなので、暫くは出かける時のお供になりそうです(^O^)
※歌詞カード、付いてます♪

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