この本は、回転寿司が今のように外食産業で認知されるまでの歴史(コンベアレーン開発・海外進出・より安く・よりおいしく・より高級感を演出などなど)を知ることができるだけでも十分おもしろい読み物であるが、それ以上に発想力とか、新しいものを文化として根付かせるまでの取り組みとか、回転寿司以外のことでも共通して参考にすることができるバイブルとなりえる本である。
うーむ。という感じである。間違えなく渡辺勝はそこにいるのである。だが、見え隠れするだけに終始する。ガサゴソと動いている感じである。渡辺勝の魅力は、もっともっと深いところにあるぞ。これがアルバムを聴き終えた感想である。すでに次作の準備ということだが。さらに卓越したプロデュースを期待する。
これ一冊で下手なゲームより楽しめます。
(もしかしたら面白いゲームよりも楽しめるかも)
初級者向けの簡単な問題が多いですが、
考え方のエッセンスというか
実戦に使える考え方が
自然と身に着くような良書だと思います。
ポーランドの地理と文化、そして、20世紀以前の歴史を知る為には、良い本だと思ふ。しかし、ポーランドの近現代史についてのこの本の内容には疑問を感じた。具体的には、第一次世界大戦後のポーランド現代史については掘り下げが浅く、見方が偏って居ると、私は思ふ。第一次世界大戦後、ヴェルサイユ体制の下で独立したポーランドには、過剰なナショナリズムが渦巻いて居た。ポーランドが独立を回復した事自体はもちろん良いとしても、ヴェルサイユ条約は、歴史的にはドイツ人が居住して居た地域までをも新生ポーランドの領土に編入してしまった。例えて言へば、第二次大戦後、韓国が独立する際に、九州が韓国に編入される様な滅茶苦茶な国境画定をヴェルサイユ条約はしたのである。その様な状況の中で、新生ポーランドには過剰なナショナリズムが渦巻き、ダンツィヒ問題の平和的解決を不可能にしてしまった事が、1939年9月1日のドイツとの開戦の前史として有った事をこの本は語って居ない。又、ドイツ占領下のポーランドで、ポーランド人がユダヤ人を迫害しながら、戦後、それらの迫害行為をドイツの行為にして口を閉ざして来たと言ふ、ポーランド現代史の負の側面をこの本は語って居ない。「贔屓の引き倒し」と言ふ言葉が有るが、ポーランド現代史のこうした負の側面を日本人に語らない事は、ポーランドの為に良い事であろうか?ポーランドを愛する日本人として、この点について、著者と読者が考えてくれたら、と思ふ。
(西岡昌紀・内科医/ドイツのポーランド侵攻から72年目の日に)
ルーキーにしてエースで4番打者、と鳴り物入りで登場した東京原油ですが、一般投資家へのわかりやすさという点で、ガソリン・灯油に遅れを取っている感は否めません。原油の人気はともかく、本書はそんな原油市場に関して基礎から丁寧に解説した良書です。 取引を行う上での基礎知識を得るには、まず本書で学習するのがベストでしょう。なお、著者は後に「個人投資家のためのガソリン灯油取引入門」という本も書いていますが、こちらはさらにオススメです。 石油系の売買を行う人は両方とも必ず読んでおくべき1冊です。
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