小説スパイラル、ついに最終巻となりました。この巻ではいつものように、歩くんが主役のオリジナルがありません。しょっぱなから清隆とくるみの話になっています。 清隆とくるみのお話はガンガンネットに読めますし、ちょっとつまらない損な本かなーと思っていたんですが、なんと長編書き下ろしで清隆VSくるみの最終話が収録されています!もちろん、最終話ということは、くるみたちの話も見事に完結しているというわけで・・・・・。 最終話はアリバイ崩しと動機探しがメインになっていて、ちょっと集中して読まないとわからなくなるかもです・・(^^;) しかし!!本編は歩くん出現率がいつもより高いです!というか最終話では清隆さんの「お嬢さんには歩を助っ人につけよう」という発案の元、歩くんがくるみに協力するんです!歩くん主役じゃないハズなのに、なんか歩くんがすごい推理を展開の模様(笑)。 それになんと!!歩くんとまどか姉さんの出会いが収録されています!これはネットでも読める話なんですが、とってもおもしろいですよ! というか小学六年生の頃から物凄いひねくれている歩くんを見たい方はぜひ!いや、ホントに!!清隆&くるみファンじゃない方にも、本当にオススメです!最後の会話に、ブレチルのこともちょっとだけ出てきますし♪ くるみがぶつかる最後の壁とは? 歩が導く結論は? そして清隆の切り札とは? 気になる方は今すぐ買いです!!!
1:The Stories
2:The Properties
(1と2ともに)ポスターやカレンダー、テレカ、扉絵、表紙イラスト
3:The SPIRAL goes on
「〜推理の絆〜」のキャラが描かれたイラスト 描き下ろしがメインに
4:The Messages
螺旋画集製作日記+初出一覧 それぞれ2ページ
『スパイラルアライヴ』のすべてのカラーカット・イラストを完全網羅したとあるだけあり、同時発売された最終巻に収録された話のカラー扉絵も。また表紙と各チャプターのイラスト3枚以外にも描きおろしイラストが。最終巻を読んだからこそ楽しめるイラストもありますし、「〜推理の絆〜」の新規イラストにはあちらの主人公達も登場。「〜推理の絆〜」のアニメのDVD-BOXのイラストも。
漫画すべて読んでからこの画集を楽しむことをオススメします。
音楽は美しいし、キャラクターの絵柄もポップなのですが、世界観が暗いですね。自分を変わり者と言うくらい変わってる僕が惹かれて、当時リアルタイムで観ていた物語ですが、自分は落ち込んでいるときにこれを観ます。 周りの人間には決しておススメできませんね苦笑
歩が主人公の本編と、番外編の「名探偵鳴海清隆~小日向くるみの挑戦~」
が読めて二度おいしい作品。
原作が漫画という事もあり、なかなか優しい内容になっているので、
とても読みやすいと思います。
この本の見せ場は、やはりキリコと歩の対決でしょう。
格好良いです。
同著者の名著:数的推理に比べると分かりやすさがない。
凡庸な参考書。
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