「ゴールデン・ベスト」というタイトルに相応しくない(?)過去に発売されたベスト盤とはかなり異なった選曲。初CD化曲が満載のうえ、初のデジタル・マスタリング盤。ファンなら絶対マストの作品でしょう。
岡崎さんの独特の透明感ある歌声と日向さんの明るい歌声が織りなすメロディー、一度耳にすると必ず印象に残るはずです 二人の歌声の絶妙なバランスが好きでした 訃報を知った瞬間に血の気が引くのが解りました、そして自然にこぼれ落ちる涙・・・ ああっ、才能ある人ほど先に逝ってしまう・・・悲しいと共に腹が立ちます これで新しい楽曲が出ないと思うと・・・何処にこの思いをぶつければ良いのでしょう? まだ、お聞きになっていない方はメロキュア最初で最後のアルバムを是非聞いてみて下さい 私の思いが少しでも伝われば幸いです ありがとう、そして、さようなら・・・ 最後に、岡崎律子さんのご冥福を心からお祈りいたします。
この作品が発表された当時、若者の熱狂的な支持を集めたそうだ。
しかし、作品が単行本化されてから、もうすでに15年の時を経た。
15年というと、もうそれは「当時」と表現できるほどの時間だと思う。
この『リバーズ・エッジ』は感覚に訴える作品だ。
所謂、ストーリーを追いかけていって、感動する、恐怖する、悲しむタイプの作品とは違う気がする。
94年という時代に生きる若者の死生観、肌で感じる時代感覚を作品を読むことによって追体験できる作品のように思う。
つまりは、時代と密接に繋がった作品ということだ。
話が戻るが、15年というと、若者にとっては一世代違う。
もうこの作品は、今の若者とは時代感覚がずれてしまっているということ。
では、この作品はもう古いのか?
そんなことはない。
僕は、今でもまだ何とか若者に分類される世代だと思う。
そんな僕がこの『リバーズ・エッジ』を読んだのが5年ほど前。
それでも鮮烈なものがあった。
ポップでオシャレな絵。
背筋が凍ってしまいそうなほど無機質な登場人物。
岡崎京子という人の研ぎ澄まされた感覚が、時代と密接に繋がった作品でありながら、いつの時代の若者も共鳴してしまう作品へと仕上げた。
岡崎京子という作家の天才性が、この作品を読むことによってビンビン感じられる。
ウジが湧き、白骨化していく死体を宝物だと言う山田君。
食べては吐き、吐いては食べる吉川こずえ。
若草さんが最後に流した涙。
何をしたいのか、何を求めているのか、それすらも分らないまま、生きている実感を追い求める彼らの姿は、時代を超えて、この先も残り続けるだろう。
使用地域は、東横沿線です。 ステレオFMチューナー用に購入しました。 以前は、J-WAVE以外は、雑音が多かったですが、 ほぼ、東京、神奈川圏内は、完璧に受信できました。 写真ではわかりませんが、伸縮アンテナが2本あります。 ある程度、電波があるところで、マンション住まいの方、 FMでしたら、使えると思います。 (今時、エアチェックする人はいないかもしれませんが)
ゲームのノベライズであるが、当方未プレイである。
普通のライトノベルとして評価している。
総じてノベルとしては秀作である。
ビジュアルをノベライズしようとすると、形容詞を多用することになり、
かえって読者に不快感を与えることを著者は分かっている様だ。
余計な形容詞が省かれており、読みやすかった。
また、主人公その他が転生を繰り返して結ばれる、という在り来たりな設定にも関わらず
飽きを感じさせない構成やテンポの良さには感心した。
全248ページであるが、230ページまでは引き込まれる様に読み進めることが出来たのに対し、
それ以降(つまり、終盤)は早足というか消化不良の感は否めなかった。
本編中で使用されたイラストは10枚であり、数は標準的。
それでいて絶妙なポイントに使用されており、早く読み進めることが出来ることも相まって
私的には多い印象さえ受けた。
イメージとの調和も取れており、好感が持てるイラストだった。
非常に良く出来た作品である。ゲーム未プレイ者にもお勧めしたい。
マイナス要素としては、上に挙げた様に消化不良気味だったことと、
ところどころに日本語として不自然な表現が見られたこと、である。
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