DOKKENの音楽って、聴く人を独特の空間の中に引き込む力があって面白い!!今聴いても
全然違和感がない。
1995年、DOKKENのアンプラグドLive盤です。 (CDレビューです。DVDも出ているようですね。)
音源は、1994年12月13日、The Stand, Redondo Beach, California。 メンバーは、Don, George, Jeff, Mickの4人です。
アンプラグドは、バンドの実力・楽曲の良さが、浮き彫りになると言いますが、 このLive盤は、見事にDOKKENのバンドとしての実力・楽曲の良さが出ています。 Donの声とアコースティックって、相性がいいですね。
興味深いのが、Georgeが、ソロ・イントロなどの曲の一部で、エレクトリックギターを弾いている点です。 「アンプラグドでエレキ?」「何か怪しい?」なんて思われそうですが、これが意外といいんですよ。いいアクセントになっていて。 また、ドラムではなくパーカッションが使われている点も、興味深いです。 他では聴けない「DOKKENのアンプラグド」っていうオリジナリティをもたらしていると思います。
選曲は、80'sの楽曲が中心で、(3)(4)が再結成後の楽曲、(5)がELPのカバー、(11)がTHE BEATLESのカバーです。 個人的には、インスト曲(8) "I Will Remember", 名曲2連発(9) "Alone Again", (10) "In My Dreams"の流れが大好きです。
「DOKKENファン」には、是非、聴いてもらいたい1枚です。 特に、「この頃のDOKKENは。。。」なんて敬遠している人に、聴いてもらいたいですね。
何年かぶりで、DOKKEN聴きましたが、良いですね!このアルバム 以前のオリジナルメンバーでの再結成アルバムで、ガッカリさせられてから離れていたのですが、たまたま観たEMPIREのPVで、往年のサウンドを取り戻していたので、早速アルバム購入して聴きました。 最近のドンは、声が出なくなったとか言われてたので、どんなもんかなぁ?と思いましたが、それほど悪くないですね。そりゃあ昔のようなハイトーンは出ないけど、中音域で歌う今のスタイルで良いと思うし、やっぱりドンの声とメロディーは、他のハードロックバンドと違い魅力的ですね。 ドン一人になってしまったけれど、ジョンレヴィンのソリッドなギターに、ドンのソフトなヴォーカルとメロディは求めていたDOKKENサウンドで、これで最後なのは勿体無いない!
特に、音楽を志す若いギタリストには絶対に聴いて欲しい。当時アナログ盤で購入し、針を落とした瞬間に頭ん中が真っ白になった覚えがある。制作段階や人間関係で様々な裏事情、制約があったにも関わらずのこの秀逸さ。ここには「これぞ、プロフェッショナル!」ってのが詰まっている。コピってみると改めてわかるジョージの凄さは半端ナシ。彼の、常人には及ばない領域でのこだわりと、飽くなき音への追求が創り出した傑作である。出来ることはもっと高い位置にあってこそ可能な「無音部分まで及ぶ空間の支配」は、まさに「学校では教えてくれないギター」。独特のタイム感や音色、奏法は唯一無二で当時他のギタリストが一目をおいたのがうなづける。芸術には流行廃りがあって当然だが、変わってはいけないアーティスト魂をこの1枚で学ぶべし!!
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