発売日に購入し視聴してみましたが、発色、輪郭線の表現、解像感等々、こちらが想定していた以上に丁寧な絵作りになってました。
この作品はもともとDVD版の画質も良いものではありますが、SD素材からHD化したものとしてはかなり優秀な部類に入るかと思います。
(プロジェクター・100インチスクリーンにて視聴)
音声仕様の追加や特典の充実こそなかったですが、購入前段階のレビューで不当に評価されてしまうにはあまりに惜しい作品ですね。
個人的には、その他の旧作アニメもこのクオリティーで出してくれると購入意欲が沸くので、メーカーさんや、編集作業をやられている裏方の方々にはこの調子で頑張ってもらいたいです。
この本は、1500円ととてもお手頃で、前半は、画集のような形になっており、ほぼ映画の主人公、星野ルリちゃんになっています。そして、映画の全体的な流れを説明しています。後半は、設定資料集になっていて、キャラクターや戦艦、ロボットなどの下絵段階が描いてあります。少し、物足りない所は、おまけ的な要素が少し弱い感じがします。でも、ナデシコファンなら、是非、一冊!
まずこれを買う条件として、映画版ナデシコを絶対見ていることです。見ていないと聴いてもはっきりいってよくわからないと思います。あと、見たことはあるんだけどまた見たいのにDVDやビデオを持ってない方、借りることも出来ない方にはいいかもしれません。しかし、聴いただけで頭に映像がよみがえるなんて方はいいですが、あんまり思い出せない方にはお勧めできません。最後に映画版には無い続きが聴けます。ただし、ほんの数分で聴いても聴かなくても同じ内容です。本当に飾りとしてでもいいから持っていたいという方、大ファンの方にはお勧め。
DVDに引き続き、このサントラも購入しました。 サントラ持ってない人、あとからナデシコにはまった人にはうれしい内容です。 カセットの音源まで収録されて、CD10枚でこの値段は至れり尽くせりかと個人的には思います。 ただ、DVDもそうなんですが、これも機能的な面にちょっと難があります。 ディスクが重なって収納されているのですこし手間がかかります。 それでも内容、値段は星5つだと主観全開で評価させていただきます。 さらに個人的には私らしくのユリカVer.と決め台詞対決は一聴の価値があるかと…………。
テレビシリーズ、劇場版と観て、そして『AからBへの物語』を読んで、改めてこの作品がただのロボットアニメではないことを痛感しました。機動戦艦ナデシコを知らない人が見たら、ただのオタク系のロボットアニメにしか見えないと思うけど、そうじゃない。ナデシコには、熱血、アクション、戦争、ギャグ、青春、ダジャレ、ヒューマンドラマ、恋愛が全て詰まってます。この本には、エステバリス、戦艦ナデシコは出てきません。つまりアクションはありませんが、むしろナデシコらしいお話になっています。テレビの物語のエピローグから始まり、劇場版のプロローグで終わる設定です。戦争が終わり、ナデシコクルーがそれぞれの道へ歩み始めようともがき、過去を引きづりつつもナデシコを卒業していくストーリー。ラストは、劇場版を観てないと後味が悪くなっているので、テレビはもちろんですが、先に劇場版を観ることをおすすめします。
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