読み終わったのでこれを書いていますが雰囲気、狂気、空気、寒気などが自分の中にまだ色々と残っています。
人間というものがとても怖かったです。
最後まで丁寧な作りで自分の心拍数を加速させてくれました。
原作を読んだことがないにわかファンなので結末が同じなのか違うのかなどの比較対照はできませんが、単純にとても出来が良いものを見たと思っています。
ちなみに巻末には原作者さんのコミカライズになったきっかけ等のコメントがのっています。
序盤のある事柄を契機にナルが不在となり、結果として普段から無口な助手のリンと、霊能者の中では年長のぼーさんがメンバーを仕切っていくことになります。 見所は5巻でも少し登場したリンさんの式の生々しい様子だったり、ぼーさんの『気』の凄さだったり…。 最初のお決まり事務所シーンでは、ナルの『悪いヤツぶってるが根は良いヤツなのか論議』が未解決のまま先送りされます(笑)。 調査途中で再開されますが、謎が謎を呼ぶというか…ナルって何者?って結論に達するみたいな感じです。 綾子の出番がようやくあり、それがまたカッコいい!(数少ない見せ場…。)都内の大学生のあの方が沖縄から駆けつけ、調査場所の能登から金沢を往復させられたり…(ヘロヘロになります。そして、終わりのあたりでは大怪我を…)。 真砂子は、麻衣に少し心を許し始めたようです(5巻の出来事も関係あるはず)。 ジョンは、日本の文化について理解に難航を示し、途中、リンさんに解説されるシーンもありました。 ナルのプライドを賭けた闘いの結末とは…? 麻衣には、彼は優しいのか?
才国の宝重「華胥の枝」をめぐる物語、表題「華胥の幽夢」をはじめとする短編集です。私がおすすめしたいのは、なんといっても舞台を盛り上げてくれる、山田章博 氏のイラストです!先行発行された、他社版にはイラスト・挿し絵がまったく入ってません。これからご購入を検討されている方!!絶対おすすめです。
私はけっこう忘れっぽい性格です。なので、大好きな十二国記何回も見逃しちゃっているのです……。でも!コミックがある!という話を聞いてまっすぐ本屋さんに向かいました!今読んでいます。 アニメとちがって繰り返し好きなシーンを読めるのは(見れるのは)コミックの特権ですよねv じっくり読みたいです。
僕的な感想なのですが、『月の影 影の海』『風の海 迷宮の岸』よりもこちらの『風の万里』はちょっとハードになっているような気がします。 海客だという理由から卑劣な扱いを鈴が可愛そうで観れていられません・・・。 ですが、やっぱり『十二国記』は面白いです。観てください。
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