アラビアの転校生ひろくんの情熱動画評論

ここを友達に教える
おすすめベスト10!
1.平安京エイリアン
2.ブラザートム
3.コード・ブルー
4.宮島
5.藤枝静男
6.荒川良々
7.すってはっくん
8.堀田かつひこ
9.SHY
10.let's dance

石巻赤十字病院、気仙沼市立病院、東北大学病院が救った命 被災地には住んでいなかったけど、東京での混乱、迷走を体験しました。

天災によるぎりぎりの状況での医師の方々の記録です。
私は医師ではないですが、とてつもない災害に遭遇したときに、なにをすべきか、というか、どうしようかを否応なく突きつけられたときの指針の一つにしたいです。

今でも、今こそ、関連本を含めて読むべきではないかと思います。

霧の城  織田と武田の2大勢力の狭間で翻弄される岩村城、そんな中武田二十四将のひとり秋山伯耆守虎繁は東美濃の岩村城攻略を命じられる。岩村城は城主遠山影任亡き後その未亡人(織田信長の叔母おつやの方)が城主となり信長の5男(御坊丸のちの織田勝長)を養子に迎え継嗣していたが圧倒的に有利な武田勢に囲まれて無血開城、その時の和議の条件が秋山伯耆守虎繁の正室に未亡人おつやの方を迎えると言うものであった。岩村城は武田の勢力下に入るものの未亡人おつやの方が城主夫人に納まれば遠山家臣団も肩身の狭い思いをしなくて済む。和議の方便とっしての結婚だったがやがてふたりは愛し合うようになる。武田の勢力が強いままなら万事巧くいくはずだったが・・・

 御坊丸は人質として甲府へ送られることに、我が子を人質された信長は激怒、嫡男信忠率いる大軍が岩村城を包囲する。愛する妻と家臣団の命乞いのために虎繁は開城を決意する。そしてふたりは岐阜へ送られ逆さ磔にされてしまう。

 戦国の苛烈な運命に翻弄されながらも男と女は惹かれあい愛し合う。

 哀しいけれど素敵な戦国の恋物語です。

 

きちんと逃げる。―災害心理学に学ぶ危機との闘い方

−−国や東京電力が事態の収束を目指して、懸命な努力を続けていたことはわかる。しかし、放水作業にせよ、汚染水処理にせよ、スムーズに事が運んだことはほとんどない。迷走し、つまずきながら、どうにか対処している状態だ。にもかかわらず、計画通り事が運んだ場合や、万事うまくいった場合のことしか示さない。計画通りいかない場合はあるのか、その場合どんなリスクが考えられるか、そのリスク対応はどうするつもりなのかなど、うまくいかないときのシナリオについては口を濁すのである。放射性物質がどれだけ拡散するかに関しても楽観的な見解しか示そうとしない。こうした政府・東京電力の姿勢は国際的にも批判の対象となっている。・・・(中略)・・・・ 彼らが事故をひたすら矮小化しようとするのは、社会が混乱するのを恐れているからだと思う。しかし、それは彼らがあまりにも災害心理学における“常識”を知らずに下した稚拙な判断だと思わざるを得ない。なぜなら、大きな災害に遭遇した大衆がパニックを起こして、社会的混乱をきたすことなど、ほとんどあり得ないというのが専門家の間では常識だからである。事実を知らせると国民がパニックになる。だから事実を隠しておこうというのは、あまりにも国民を愚弄した話だ。世間には、地震や火事などに巻き込まれた人々は、その多くがパニックに陥りお互いに先を争って逃げようと行動するため、ますますひどい状態につながってしまうという見方が多い。しかしこれは大きな誤解であり、ほとんどの場合、惨事に巻き込まれた人々は、異常行動としてのパニックを起こすことはない。識者の間では、この災害とパニックを安易に結びつける世間の常識を揶揄して「パニック神話」と呼ぶ。このパニック神話を信じたために、大きな惨事を引き起こした例もある。1977年5月、アメリカ・シンシナティで発生したビバリーヒルズ・サパークラブで発生した大火災がそれである。アメリカ火災史上でも二番目という多くの犠牲者を出したこの事故は、客がパニックになることを恐れた従業員が発した「ボヤですから心配いりません」という言葉がもたらしたといってもいいだろう。実際よりも過少に伝えられた火事の状況に安心した客たちが、避難するタイミングを逸し、逃げ遅れてしまったのである。こうした過去の例を見ても、この時点で事実を矮小化しようとした政府の対応がいかに誤った判断にもとずいていたかということがうかがえる。−−(本書53〜56ページより)

 本書の著者広瀬弘忠氏は、1942年生まれで、東京大学心理学科を卒業した後、東京女子大学の教授と成った災害心理学の専門家である。本書は、その広瀬氏が、その災害心理学の専門家の立場から、今回の東日本大震災とそれに続いて起きた福島第一原発の事故を分析した極めて価値の有る一書である。上に引用した「パニック神話」への批判もそうであるが、災害心理学の立場から見て、これまでの日本の原子力行政にいかなる問題点が有ったか、そして、今回の原発事故における政府・東京電力の行動にいかなる問題が有ったかを理由と共に指摘し、何を学ぶべきかを論じた建設的な本である。
 考えさせられた箇所は多々有るが、特に、非常時における「正常性バイアス」の問題には深く考えさせられた。今回の原発事故における「社会的手抜き」について、著者の考察が無い事だけは残念に思ったが、これは、私の愚見に過ぎないだろう。つくずく思ふ事は、日本政府も東京電力も、戦争中の政府・軍と同様の稚拙さから全く進歩して居ないと言ふ事である。その事の恐ろしさを感じずには居られないのは、私だけだろうか?本書が、一人でも多くの人に読まれる事を切望する。

(西岡昌紀・内科医/東日本大震災から半年目の日に)



☆人気サイトランキング☆


[ニュース|着メロ|SNS]
[動画|ゲーム|ヤフオク]
[便利|辞書|交通]
[ランキング|天気|メル友]
[占い|住まい|ギャンブル]
メル友募集掲示板☆
ケータイランキング!