文章はストーリーに(当たり前ですが)忠実になっています。 巻頭にはカラー8ページの 登場キャラクター紹介がありました。 その紹介ページに描いてある絵は 全て公式絵です。 ゲーム中にはなかった マレフィセントとマスター・ゼアノートの会話があって良かったと思いました。 ゲームではイマイチわからなかった部分も この会話でなんとなく分かります。 ヴァニタスの出番も ゲーム中よりは多かったです。 表紙はいつもの天野先生が描いていて 可愛らしく良かったです。 私はある意味先生の絵目当てでもあり この小説を購入しました。 ですがちょっとガッカリしました。 だって必ずあると思っていた ゙挿し絵゙が1枚もなかったからです。 毎回小説を購入して 押し絵も含み楽しませてもらっているのに なかったのはちょっと残念でした。 あと主人公3人の思考が少し暗すぎると思いました。 ゲームでは全然気になりませんが これを初めて読む人は 主人公はみんな マイナス思考なのか と勘違いしてしまうほどだと思います。 それと私の買った小説には 誤字がありました。 エンチャンテッド・ドミニオンの ヴェン編のヴェンの名前が一部 テラになっていました。 これは私としてはかなり気になります。 まぁ少しだけですが(笑) それ以外はストーリーが分かりやすくなるように 追加ストーリーがあったりで良かったです。 次巻は挿し絵に期待します。
演歌の中では最高峰に位置するアルバムです。清水くんの歌唱も唯一無比の存在です。歌唱内容はオリジナルを遥かに超えています。本当に素晴らしい!毎日聴いています。
昔「嵐が丘」を読んで、自分なりのイメージを抱いていた。
愛というテーマもあるのだろうが、小説の後半はドロドロ した、情念の行き着くところというか、ヘタすればホラー のイメージにも通じるところがあるのが「嵐が丘」だと思 っていた。
そういう自分なりの「嵐が丘」のイメージを抱きつつ、この CDを手にして聴いてみたら、以外にアッサリしている。表 面的な美しさというか、流れるようなカッコいい音が際立つ 作風?『ヒースクリフのイメージってこうだっけか?』とい う、なんか違うよなぁ…というのが、正直な感想。
もっと正直に述べてしまえば、音の響きや流れも荒野を駆け 巡る風というイメージを感じてしまう。だから「嵐が丘」の ヒースクリフというよりも、なんか西部劇のテーマ曲みたい。 だって、ギターなども参加していて、音全体がヨーロッパ調 というより、ラテンの響きだからなぁ(^^;
ただ十人十色なので、作曲までし「ヒースクリフに捧ぐ」と いう副題までも付けた川井さんの感性が作り上げた作品なの だろうから、もっとじっくり何度も聴いて本質を捉えてから 感想を述べれば良いのでしょうが…。
ただ「嵐が丘」とか「ヒースクリフ」という言葉自体は、か なりカッコいい部類の言葉に属するので、漫画などでも多用 されるもの。ヘタすれば、表面的な売れ線を狙っての作曲及 びCD製作となれば残念です。
だから、川井さんが「嵐が丘」という作品に対する想い書い た文章でもCDで紹介してくれれば、この点のモヤモヤした 部分を振り払ってくれたのになぁと思いました。
しかし!題名はさて置き、カッコイイ曲ですよ。かなり頻繁 に聴いています。
この小説の一番注目すべき点は、何よりもヴァニタスの心が細かく記されている点ではないでしょうか。
ゲーム内で彼は単なる「世界を脅かす敵」という存在でしかありません。 しかし、なぜあのようにしてゼアノートに仕えるのか。 誕生してからどのような日々を送っていたか。 どんな気持ちで毎日を過ごしていたか。 といった原作では語られなかった「一人の少年」としての彼がこの小説には存在しています。
ヴァニタスへの印象が良い人も悪い人も、これを読めばかなり考え方が変わるのではないでしょうか。
そのほか ・挿絵は相変わらずナシ ・カラーページとしてBbSに登場したワールドのキャラクターCGが ・シークレットムービーの内容もある ・KH2FM+の留まりし思念もちょっと登場 などもありました。
最後になりましたが、これは本当にBbSをプレイした方には絶対に読んでもらいたい作品です。 個人的な評価となりましたが、少しでも役にたてたならば幸いです。
川井郁子さんの大ファンだが、今度のアルバムの選曲を見て
すこし購入を躊躇している。
理由は、過去に出たDVDアルバムと重複する曲があるからだ。
「水百景」「ジュピター」「ラスト・タンゴ・イン・パリ」
「ザ・ヴァイオリン・ミューズ」「エル・フラメンコ」等だが
新しい演奏方法であれば、新鮮でもありそうだ。
とか何とか言いながら、結局購入する事になりそうだが。
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