上巻よりも、それぞれの恋愛感情が色濃くなりますが、同時に学生であることや、それぞれの苦悩もわかりやすく描かれており、次を読まないと眠れないようなテンポがあります。
子供に読ませるのに適切かという点で性描写があるのですが、これも判断が難しいところで、私はアリなんじゃないかと思います。もっと過激な欲求だけの小説や漫画があふれていますから、これだけ男らしく自制して苦悩する主人公はなかなかいないと思います。描写的にも、某ロマンス小説なら行為描写に何ページもわたるところをあっさり仕上げ、その代わり心情の描写が丁寧。そこが生々しく感じる所以だと思います。が、そこは青春小説。その後はさわやかで応援したくなるような展開でした。
何が面白かったかというと、主人公たちの錯綜する感情や関係ですね。
あとは、知りたいと思う気持ちとか、、、忘れてしまった遠い日々を思い出しました。
続編も、、とても楽しみです。
「コペル君」(本田潤一)は旧制中学1年生。
日々の生活の中で感じたこと・考えたことなどについて,叔父と話し,叔父がそれについて感じたこと・考えたことを「ノート」に記して,コペル君に示す。
例えば,コペル君と友人は,級友の北見君が5年生の黒川君に目を付けられていると噂を聞き,北見君がやられそうになったら皆で一緒にやられようと約束した。にもかかわらず,実際に北見君がやられる場面を目の当たりにし,浦川君たちが身を張って北見君をかばったにも関わらず,コペル君だけは恐怖心から動くことができなかった。
叔父さんは,あれこれと言い訳を考えるコペル君に,「コペル君,いま君はそんなことを考えていちゃいけないんだ。いま君がしなければならないことは,何よりも先に,まず北見君たちに男らしくあやまることだ。済まないと思っている君の気持を,そのまま正直に北見君たちに伝えることだ。その結果がどうなるか,それは,いまは考えちゃあいけない。」と一喝する(234頁)。
コペル君の感じたこと・考えたことは,一見すると古くさい感じがするが(本書が刊行されたのは1937年),おそらく,本質的には現代でも大きくは変わらないような気がする。文字通り,人が「どう生きるか」を考えるきっかけを提供してくれる好著である。
TVで放送された番組の編集版で、特典映像もないです。特に教会でゴスペルを歌ったところはカットされています。少し残念です。
道明寺の関係をついにつくしがみんなの前で認めた道明寺はつくしの隣の部屋に引越し!相変わらず読んでいてどきどきする花男の最新刊はすっごいおすすめです★
当初、配信サイト購入にするか迷いましたが、歌詞カードが欲しかったためこちらを
注文しました。聞きたい曲はほぼ収録されていましたし、韓国語の勉強にも使えます!
ドラマ自体は、台湾版のほうが原作に忠実で、セリフも緻密、完成度は高いと思いますが、(韓国F4ミアネヨ・・)音楽が雰囲気にぴったりで、ジャンディとジュンピョの可愛いシーンが蘇ってきました!!
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