「夏の蝶」は、ライブ会場でも、よく歌われていて、このアルバムの中でも好きな曲の1つです。
提供曲もたくさんある中でも、今回の選曲は、思い入れの深い曲が多いと思います。
その中でも、五木ひろしさんに提供した、「女の酒場」が好きです。
題名は、見るからに演歌調だけど、バイオリンの哀しげな音色が、歌の持ち味を引き立ててくれるいるようです。
このアルバムを聴いていて、早くに亡くなった龍雲さんのお母さんのこと、去年の夏に旅した豊津の風景・・・が思い浮かんできます。
龍雲さんの歌の原点を見つめなおせるアルバムだと思います。
歌うことの好きだったお母さんにも、きっと歌声が届いていることでしょう。
デビューアルバムです。 デビューまでにこぎつける間の苦労が、染み込んでいると感じます。 『空振りの一日』『素面酒』。 『素面酒』は確か、根津甚八さんもカバーしてた記憶があります。 こういう歌は時代の変化とともに歌い継がれにくいのかなと思いますが、 自分が現在の地点に到達している、プロセスの一つとして、 自分自身に置き換えてみて、大切にしておかなければいけないと思います。 成功したからといって、驕り高ぶってはいけないですよね。 そして、歌い継がれているというか、『風樹』でもセルフ・カヴァー されている名曲『想い』。強気強気の人からは評価されないのかも しれませんが、そんな人でも初恋の頃とか、一度はこういう気持ちに ひたったことがあるのではないかと思います。 『道標なき旅』と並んで素晴らしい曲だと思っています。
「風樹」=亡くなった親を想うこと。 このアルバムは龍雲さんが17歳の時に亡くなったお母さんを思って書いた「ルリカケス」。 15の時に事故で亡くなった親友を歌った「十五のあいつ」。 幼い子を残して逝ってしまったファンの実話を元に書かれた「哀咽」など逝った人をテーマに作られたアルバムです。 そして、アルバムの最後は壮大な「鳥のようなもの」。 重すぎるかと思えるテーマではありますが必ず聴いた人の心を打つこと間違いありません。
第1シリーズから第7シリーズまでの主題歌と挿入歌が入っています。
それぞれの時代のいろんな事を思い出すにはとてもよいCDだと思います。
桜中学の校歌も入っているのは、マニアにはたまらないかも。
付属のミニブックには、各シリーズの3Bの座席表が載っています。
ただ残念なことに「桜中学」と言ってる割には「1B新八」「2B仙八」
「3B貫八」の座席表は載っていません。
このDVDは、正直必要なかったかな?
せめて各シリーズのオリジナルのOPだけでも収録してくれたら、
☆5を付けたのに・・・残念です。
はっきり言って、男から見てもお友達になろうとは思わない風貌である。歌はロック調バンバンでも不思議ではない。でも、彼が歌うと、人生、愛、恋が最大限の美しさを発揮する。今の若い人にじっくり聞かせたい名曲集。
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