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がん患者
「がん患者 鳥越俊太郎」が直腸に始まり肺と肝臓へ転移した癌と向き合う日々を、「ジャーナリスト 鳥越俊太郎」が綴る。ユーモア溢れる軽い口調(意図的にそうしていると思われるが)で語られるエピソードに思わず笑ってしまう頁もあり、重い内容になりがちなテーマを読みやすく仕上げている。
体に何本ものチューブがつながれている様子は勿論のこと、麻酔で眠っている間に行われている手術の様子までもが撮影とインタビュー等を通じて丁寧に描写されている。読みにくくするほど詳細まで踏み込んでいないあたり、読者によっては賛否両論あるかもしれないが、冒頭の通り個人的には読みやすいと感じた。
誤報にまつわる経験談など、「がん患者」とは直接関係無いと思われる内容も混ざっている。しかし、死と対峙する時こそ、人は自身の生死観とそれを形成するに至った経験に想いを馳せるのだろうと思いながら読んだ(特に、「人間到る処青山有り」を引きながら、著者が異動先を聞いて取り乱したことを恥ずかしく思う、というくだりは興味深かった)。そういう意味で、死と対峙した人ならではの言葉を拝聴できる貴重な一冊かもしれない。
著者のご健康とご活躍をお祈りしたい。
クォン・デ―もう一人のラストエンペラー (角川文庫)
私は、この王子のことを知らない。ベトナムへの興味があり、その興味は韓国の近代史への興味とリンクしており、だから手にとってみた本だった。
19世紀、フランスの植民地とされていたヴェトナムが、ヨーロッパからの独立を探る他のアジアが憧れたように日本に憧れ、東遊運動が起きる。
革命家ファン・ボイ・チャウは独立の旗印として王族の若き王子クォン・デと接触し、中国人に扮して王子と共に日本に密航する。
近代史の大小のエピソードを盛り込みながらつづられる本書は、もちろん、研究書ではない。著者は、著者自身の主観がまじえられていることを否定していない。
著者がドキュメントの手法で再構成した、クォン・デという人物を巡る物語だ。だから、執筆のメイキングである取材の様子まで書くことができ、著者自身の体験を通して現在まで物語が引き継がれる。
45年間。漂泊の末に死んでいった一人の人物の、王族として生まれながらも無力な凡人の、その存在の軽さが読後に苦い。
歴史はあざなえる縄のようだ。禍福いりみだれて、大きな流れに誰もが飲み込まれる。善悪こみあって、一面的に断じることなど、誰にもできはしない。そんな当たり前のことの再確認ができたように思った。
大腸がん手術後の100日レシピ―退院後の食事プラン (100日レシピシリーズ)
本人が大腸癌で手術をして一番心配なのが、退院後の食事なので
大変参考になりました。
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