いい雰囲気ですね〜 とにかく夏、猛暑時のBGMにチョ〜グッドですね^^
とてもまったりできます。
最高の一枚!
夏に一枚!
猛暑に一枚!
このシリーズは、細かいストーリー展開よりもなによりも まず、原書の肝をハッキリと示すことに重点を置いていてハッとさせられるし 必ず重要テーマが存在するが、この本では”神の意志か人間の意志か?” というテーマを思った。 ゼウスは人間の人口を減らすためにトロイア戦争を長引かせる事を 画策する。 マハーバーラタの戦争叙事詩と重なった。 マハーバーラタの戦争の起こった意味について、一般的には 善悪の戦いにおいて、ひるむことなく勇敢に自分の義務を果たすように武人アルジュナに 説くクリシュナ神の教えが知られていると思うが ヴァーガヴァタ・プラーナでは、一歩進んで、クリシュナ神が、地球の負担を 減らすために、クシャトリアである敵と自分の一族でさえも滅ぼそうと画策した ことだと書いている。 この共通点は何だろう・・と深く考え込まざるを得なかった。 ヴァーガヴァタ・プラーナでは、神は慈悲を示さんとする人間から徐々に 富を奪い、貧困で惨めになって家族も見放したとき、神の信者との交際が始まり 神に気持ちが向うとき恩寵があるという。 苦しんでいるものには神の救いを、繁栄しているものには苦難をもって 神の栄光を示すというのが、神の計画のようだ。 トロイア戦争において義務を果たしたアキレウス、ポセイドン神の呪いを受けながらも しぶとく我が家への帰還を果たしたオデュッセウスの意志の強さなど、それぞれの登場人物 の役割や人生に思いを馳せることもできる。聖書のヨブ記にも通じる。 トロイア戦争において、神々の人間の関与への気づきは、この本を読んだお陰である。 (今までなんとなくフィクションという風に捉えていたし、インドの神とギリシアの神との 共通点も思い浮かばなかった)。 不倫愛というテーマは、西洋人好みの”アンナ・カレーニナ”の主題でもあり ノーベル賞作家、川端康成の”雪国”にも登場するテーマ。 ちなみに、人間の初期の歴史では神々と人間が共存していた時代があったという。 未開人の精神状態は、人間の原初の精神状態を表しているが、未開人においては意識は 簡単に無意識の混沌に飲み込まれて”私”が存在し得なくなるときがあるという。 無意識の中には高次のレベルの自己であるハイアーセルフ(神)が存在することが心理学 の研究で分かっている。 有名なトロイの木馬は知っていたので、あらすじを知るにはちょうどよい本でした。 戦争の場面などところどころ絵の手抜き?というか、未熟さは感じたけど、 内容は伝わりました。
文学全集の第1巻はホメロスであることが多いが、現在の文学という概念で捉えられない幅広さがある、と思う。トロイア戦争の最後の数十日に的を絞って画き切った戦記だが、シュリーマンが実際にあったのだと信じて発掘へ向かったのも無理は無い。本書を読めば、底辺に何がしかの事実があったとしか思えない。当時の船団・軍団の構成から、戦争の仕方、人間関係、生活、一切が活き活きと描かれている。牛一頭と奴隷二人が交換される場面など、何気なく描かれる部分こそ、今は忘れられている当時の「普通」の状況を窺い知ることが出来る。ストーリーはスピード感があって、どうなっていくのだろう、と引き込まれること請け合いだ。一人一人の登場人物にも関心が移り、筋を追いかけたい衝動に駆られる。闘争心、嫉妬、友愛、怒り、後悔、恐怖が、全編をダイレクトに覆うが人間の感情のエッセンスだけに、吸引力は凄い。翻訳は旧訳の呉茂一氏のものより格段に読みやすく流れがある。土井晩翠の五七調の名訳が昔あったが、話の展開を明快に追うなら、この翻訳書にかぎる。それにしても、あらためて、「オデュッセイア」は著者は同じではない、という説に素人ながら賛意を示したくなった。
ジャンル無視のバーリトゥード状態。たとえば、ジャズ=イリアーヌ~いやし系=サラブライトマン~セイントエティエンヌまでの幅広いコンピレーション。ラストのヌーノゲレロでゲ~ロゲロ。 海に行く車の中でみんなでわいわいいかも。10点中7点。
作品自体が古い様ですので映像や小道具、設定についてはこんな物でしょう。どこかで見たような、どこかで聞いたようなそんな感じのB級作品です。
時間のあるときにどうしても見る物が無ければ見てもいいかなレベルです。
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