18歳で凍傷で足の半分を失った主人公が、日本の山々、海外も目指す不屈の物語。 人はこんなにも夢中になれるものなのですね。
この「つぶやき岩の秘密」は当時リアルで見た世代です。衝撃的だった「タイム・トラベラー」(1972/1/1)や「続タイム・トラベラー」(1972/11/4)以降の作品の中で非常に記憶に残ったのがこの「つぶやき岩の秘密」(1973/7/9)でした。当時私は高校生でしたが、作品の内容は小学校の高学年から中学生がターゲットだと思います。当時、私は石川セリの挿入歌に非常に引かれて、6話すべて見てしまいました。後にNHKに挿入歌の話をたずねましたが、「今のところ発売の予定は無い」と言われて、がっかりした記憶があります。(つぶやき岩の秘密をこの年まで記憶していたのは、石川セリの歌のおかげです。)最近たまたまつぶやき岩の秘密を検索していると、かなりの方が実際に撮影地の三浦半島に行っている事を知り、ますます昔の記憶がいとおしくなりました。まだ、アマゾンにもつぶやき岩の秘密のDVDが販売されていたので、思い切って購入しました。35年ぶりに見る映像は以外にきれいで、久しぶりに少年時代に戻り少し興奮しました。作品は少年向きに製作されていますが、改めて見てみると、内容は新田次郎原作であるためか、しっかりしたものでした。年齢層をもう少し高く設定すれば、リメイクも可能ではないでしょうか?まだまだ現在の三浦半島は昔の面影が残っているので、時間を取って、当時の撮影現場に行ってみようかと思っています。
加藤文太郎は槍ヶ岳の北鎌尾根で遭難して死亡します
登山家の宿命でしょうか
悲しい最後ですね
私も毎月山に登っています
低山ばかりですが夢はヒマラヤです
およそ山に登るものの最終目的はヒマラヤです
加藤文太郎は志半ばで逝きました
彼の心を継ぐのは我々です
この武田信玄の大河は、現在の大河にない、重厚感があります。 まず、それぞれの役者さんの演技や戦闘シーンなども、重々しく、 それがすごくかっこよく、見入ってしまいます。 買って損はないと思います。
気象庁という役所に勤めながら、小説を書く。 そのことの重圧を、克明に記してある。 富士山レーダー設置の主管課長を引き受けるか、あるいは小説一本でいくか。 ・・・いろいろ考えた末、役所を辞める決意をする。 年度末の退職準備、引き継ぎ、翌朝の描写・・・。興味は尽きない。
まあ時代も時代だったのでしょう。 当方、すでに2回か3回辞表を書いているので、著者ほどの苦しみは味わわない。 そんなに気象庁が好きだったのか・・・と、オドロキを禁じ得ない。
しかし悩み苦しむサラリーマン、他人の評価が気になって仕方がない小説家。 いずれも身近であり、人間臭く、親しみが持てる。 悩めるヒーロー、みたいな気がする。
P.S.上司が佐貫亦男とあってびっくり。あのヒコーキの本をたくさん書いている人か・・・。
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