どうもここにレビューを書かれている方とは感想が違うようですが…。
確かに「Want it all back」や「Green Bird」もいいんですが、
私としてはsession#10「ガニメデ慕情」に使われた曲「ELM」だけで
じゅうぶん元を取った感じです。
本編を観てなくても、究極に切ないBGMとして通用すると思います。
他に類書が少ないしサンプルコードが多数掲載されているので、
もっと良い評価をしたいところだが、なんせ用語の使い方が
まちまちで改訂版とは思えないほどだ。たとえば、
「ユーザー・インターフェース」と「ユーザインタフェース」、
「ランタイム・ワークベンチ」と「ランタイムワークベンチ」
みたいな長音記号と中黒の表記に関する不統一がこれに限らず
数多く存在する。
また、図表と本文でのフォントの使い分けに混乱が見られ、
それらの区別を説明する凡例もないため読みにくい。
’77年発表、’80年創元SF文庫として邦訳され、現在に至るも版を重ね(ちなみに私が読んだのは「BOOK OFF」で手に入れた’08年74版)、さらにAmazonのレビュー数はこれを書いている時点で73を数え、そのうち63が☆5つという、まさに現代ハードSFの記念碑的ベスト&ロングセラー。毎年行われる日本SF大会の参加者の投票によって選ばれる「星雲賞」を’81年第12回海外長編部門で受賞している。
時は2028年、月面で真紅の宇宙服を着込んだ死体が発見された。<チャーリー>と名付けられたその死体は綿密な検査の結果、5万年前のものであることが分かり、ほとんど現代人と同じ生物で、はるかに進んだ科学技術を有していた。はたして<チャーリー>とは何者なのか・・・。
やがて今度は木星の衛星ガニメデで地球のものではない巨大な宇宙船の残骸が見つかる。その内部には人間とは似ても似つかない巨大な生物の死体が・・・。さらに調べるとそれは約2500万年前のものであることが分かった。
前者「ルナリアン」と後者「ガニメアン」と、そしてわれわれ人類との関係は・・・。国連宇宙軍を中心に、原子物理学者ハントと生物学者ダンチェッカーの分析と推論が始まるが、謎は謎を呼び、ひとつの疑問が解決すると、何倍もの疑問が生まれてくる。
火星と木星の間に太古の昔存在した惑星「ミネルヴァ」。今は地球の惑星となっている月の歴史に関る大胆な仮説。進化論にもとづく人類と「ルナリアン」の由来。
本書は、「ガニメアン」の解明は続編の『ガニメデの優しい巨人』、『巨人たちの星』にゆだねられているが、謎解きの興趣に満ちた、SF(サイエンス・フィクション)であり、一応は正統な理論にもとづいた「ルナリアン」と人類の関係が解き明かされる、その過程をパズラーのように楽しむ、ミステリーファンの私でも充分に納得のゆく傑作である。
惰性で書かれることが多い大ヒット後の2作目ですが、全く心配ご無用です。 驚きに満ちた前作「星を継ぐもの」でしたが、本作も驚きに満ち満ちているの ですから。 地球人とガニメアンたちは、ほのぼのと交流しながら、互いに刺激しあうが、 ある話題になるとガニメアンたちは歯切れが悪くなり、新たな謎が生まれ・・ という寸法。 ハントとダンチェッカーの論理は今回も冴え渡り、気持ちよく読者の知的好奇心 を満たしてくれます。 テーマはWHOからWHYへ。さて次は?
PS2限定ルートのブルームーン編は恋愛を主としてるらしいですが
結局のところ学園編のおまけシナリオ、別エンドです。
それに比べてPSPの方の日本解放戦線ルートは面白かったです。
最初からPSP版を買ってたらと今では後悔(恋愛要素に釣られてPS2版を…)
後、システムですが使い勝手が悪いです。
セーブ箇所は5個だけで、スキップは既読スキップのみ
なによりスキップまで切り替えるためにメニューを開く必要があるので面倒
メニューを開くたびにロードとあの嫌なPSP特有のロード音がもう…ね…。
ちなみにゲーム本編には気になるミスがちょこちょこあります。
主人公がまだあったことのないキャラと知り合ったことになっていたり、
ブリタニア軍人編では、特派を抜けたのに特派扱いだったり…などなど
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