嵐のトークは、いつも読んでいて笑ってしまうことが多いのですが、今回はちょっと違いました。
「5人が、どのように仲良くなったのか」という質問を受けてトークを始めるのですが、その内容に「そうだったんだ」と、初めて知ることがたくさんありました。
10年以上前のジャニーズJr.は、上下関係がはっきりしてて、嵐の結成当初、松潤はリーダーに敬語を使っていたこと。
嵐になる前は、翔くんと相葉ちゃんは、ほとんどしゃべったことがなかったこと。
などなど、他にも、Jr.時代のトークをぶっちゃけてます。
今でこそ「嵐=仲良し」が当たり前になっていますが、結成当初は、いろいろあったんだなあと。
でも、それがあったからこそ、今の嵐があるんだなあと思いました。
トークは6ページに渡って載っています。
後半は、メンバーが互いに想いを伝えていたり、CMについての裏話をしていたりと、相変わらずのゆるゆる感です。
今回は、特に表紙が良い!
大野くんが先頭だし、しかも前髪がある!
やっぱ大野くんは、前髪があるほうがカワイイです。
今回のスタイリストさん、偉い! 大野ファンの気持ちをよくわかってらっしゃる。
もしかしたら、スタイリストさんも大野くんのファンなのかな。
見事!
と書いてから、『影法師』の感想もこの一言で感想を始めたことに気が付いた。 やはりこれは本物の作家だ。この読みごたえはどうだ。
前に読んだこの作家の2冊、『ボックス!』と『影法師』も面白くてかつ内容が濃かったし、 またこの作品の素材が太平洋戦争、それも特攻ということで、 重厚な内容であることは想像はしていた。 が、あらためて作家の力量に感服する。泣かせる。
特攻隊員として死んだ謎の祖父について、 孫であるジャーナリストの姉と、語り手となる弟とが、 複数の人物の証言をもとに迫っていく、という話。 生きて家族の元に帰りたい、と当時としては異端の発言をし、 臆病者とも見られながらとんでもない飛行技術を持っていた男とはいったい何者なのか。
人物をめぐる謎解きの物語でもあり、その点は『影法師』とも似ている。 素材は重いが娯楽的要素も十分、ミステリー的な仕掛けも見事。 そしてその結果明らかになるのが深い人間の真実であるというのがもっと見事。
この作家は放送作家としてのキャリアがあるが、小説はこれがデビュー作という。 そこへこの重い素材を取り上げたというのは、 おそらく前々から、太平洋戦争当時の軍、 あるいは戦後の国家に対する半端ではない義憤があったのだろうと思う。 そうした強い思いが感じられる。
しかしそれはいわゆるイデオロギーとは違った、何よりも人間の生き方の問題であるのは、 ほかの作品を読んでも感じられることだ。 あえてまとめるなら、人間が生きていくための真実、 何を大切に生きていくべきか、というような思いとつながるように思う。 そういう意味でとても倫理的な作家だろうという気がする。
構成としては、姉弟の取材に対して複数の人物が証言し、 それによって祖父の人物が浮かび上がる、という形だが、 そうした証言は謎解きの材料というだけでなく、 それぞれの生きた戦争を映し出し、悲惨な時代を鮮やかに蘇らせる。
当然ながらそれは単純なものではない。 生きたいという強い思いがむしろ死につながる皮肉など、 苛烈な運命を生きる人間が背負わねばならない複雑さ重さを描き切ってみせる。 だからこそ最後に涙を誘われる読者が多いのだろう。
以前、サッカー元日本代表の松井選手がこの本を読んでいるとTVで紹介されて、 ちょっと驚いた覚えがある。 松井選手も言っていたが、特攻のことなどよく知らない若い世代が読むといいかもしれない。 また知ってはいても表面的なレベルで済ませているもっと上の世代も、 もっといろいろ考えるためのひとつのきっかけとして、読んでおきたい本という気がする。
綺麗な状態で届いたので本当満足しています。 何回読んでも飽きない
前から花より男子好きで、今回花より男子と花より男子2(リターンズ)が格安で」購入でき、嬉しかったです。
原作のマンガを読んで面白いと思い、DVDを観ました。私は最初、つくし役が若干違和感がありましたが、観ているうちになれました。F4はこの上なくいいし、松潤はどんどん司と重なっていきます。おもしろいのは、なんだか漫画の司も、だんだん松潤に似てくるように見えること。ハマリ役ってこういうことなんだなあ、と。高校生が主人公ですが、主婦が観てもおもしろかったです。
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