待望の幕末編です。原作を読んだ時は感動でした。あの雰囲気がTVではどの様になっているのかが楽しみです。ただ、全編を通してですが、漫画では絵だけで表していた格闘時のスピード感に物足りなさを感じます。しょうがないのかもしれませんが。
前シリーズから読んでいた人は色々な複線が出てくるたびに思い出に浸れて、今シリーズから見始めた人は説明が補足されていくので両者にとって面白いと思います。巻の最後で正体不明の対戦相手が覆面脱いでも、まだ謎が残る。3巻が出るまで色々と想像して楽しめます。
参巻です。 ついに宮本武蔵との決闘と決着、雪姫と詩織の決着(八雲ははじめから詩織ですが)がつきます。 さて、壱、弐では気にならなかった「原作との違い」が少し気になります。 まず、果たし合いの中で、新三郎が八雲にやられたときに、「まさか陸奥か」というシーンが源次郎ではなく沢庵が「あれぞ陸奥圓明流」と説明してしまうところ(原作では沢庵がこの場に居なかったはず、しかし、八雲との武蔵の決闘の後の話に繋がるからいても問題ない)。 次にに源次郎が八雲との対戦中の「間合いがつまった、ただし、刀の間合いだ。素手ではとどかん」というのを、武蔵が喋っているシーン(これは思考として表現してほしい)。これが☆を5つに出来なかった原因ですね。 しかし、無空波はなかなかカッコイイ。 また、次の代の天斗編への繋ぎがかなり素晴らしい。これは原作にないが素晴らしいと思える点でもあります。 ED曲はなんであんなに変なものを採用したのでしょうか?
時は幕末。龍馬が逝ってしまい、新撰組も時代の流れに飲み込まれていく。出海と新撰組の男の約束が描かれています。その時代、信念を持って生きた男たちの姿がとにかくかっこいい!
連載終了から14年。陸奥九十九が帰ってきた。
私は、この作品が連載当初はまだ生まれておらず、知ったのは外伝の「修羅の刻」からでした。
全31巻と外伝の15巻を全て読み、あとがきで再開を匂わす発言もあり、
再開するのをとても楽しみにしていました。
内容は31巻から少しだけ時間が経った後から。
九十九と思われる人物が日本に帰ってきていると格闘界に噂が入る。
ここから読まれる方は、是非既刊を全て読んでほしい。
その方がより作品を楽しめると思う(まあ、私は読まずにいましたが……)
格闘描写では安心の川原節があり、ファンは安心して楽しめます。
陸奥圓明流の技が炸裂する時は、謎の感動がありました。
これを、これを私は待っていた!と。
まだまだ話が動くには時間がかかりそうですが、
ここからどんな展開になるのか非情に楽しみです!!
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