間山二塁手まんちゃんの突撃ルーム

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おすすめベスト10!
1.みなもと太郎
2.花の魔法使いマリーベル
3.アンセム
4.小林恭二
5.ゆめりあ
6.さくら
7.アレックス・ヴァン・ヘイレン
8.藤井寺
9.トラップ一家物語
10.目撃者公演

i-mobile
Devil May Cry (角川スニーカー文庫) これは間違いなく良作だと思います。
下記の人はノリや台詞がB級映画っぽいと言っておりますが、
そこがイイんです!

ダンテと包帯男、ガンスミスのばあさん、少女と落穂拾いのおっちゃんが
繰り広げるドラマが最高に泣けます。
ダークでバイオレンスな雰囲気もDMCの世界にあっています。

設定が実際のゲームと少し違いますが、逆にそこからスタッフさんたちがどうやってゲームを面白くするのかという試行錯誤の過程が見られて面白いと思います。

ゲームであったような派手なアクションは小説というメディアの都合上、完全には表現し切れていませんが、ダークな雰囲気を強調することでカヴァーできています。
一読する価値は絶対にあります。

東雲侑子は全ての小説をあいしつづける (ファミ通文庫) コンプレックスの塊でヒーローとは呼べない等身大の主人公が悩みながら一歩ずつ進み成長する東雲侑子シリーズ完結編です
三年目の物語は進学や就職に際して誰もが通過しなければならないし、通過したであろう問いとそれに答える覚悟の物語でした
「自分は何がしたいのか?」「自分は何になりたいのか?」
本当にシンプルでありながら誰もが答えを出すのに七転八倒する自問自答です

若いころは可能性に満ち溢れているけれど、成長するためにはその可能性の中から何を掴み取るかを決めて、それ以外を
一旦は手放す覚悟をしなければならない…それがどれだけ大切なものでも時には手放す勇気を示さなければ前に進めない
英太はそういう意味では見事に成長を見せてくれました。一巻の時点ではコンプレックスの塊でとても主人公とは思えない
ある意味読者と等身大の存在でしたが、等身大であるからこそ同じレベルで悩みがダイレクトに伝わるキャラクターでした
本作開始の時点ではそれはあまり変わりませんでしたし、だからこそ彼が侑子に対して抱く劣等感を解決するために下した決断と
その理由は輝いていましたね

そして同じように登場した時には「小説を書く長門」みたいなキャラクターだった侑子。彼女も大変に成長した姿を見せてくれます
超絶にコミュニケーション能力が低く、書く小説も実験的過ぎ=人生経験に比べて背伸びをしすぎていて読者には理解しづらい
キャラクターだった彼女が英太との三年間の恋の中で生き生きと笑って、拗ねて、意地悪をしてみせ、そして涙を流す事ができる様になりました
そしてあれほど書けなかった恋愛小説を書き上げて見せました。本当に等身大の存在になっています
その一方で彼女も「長編小説を書く」という目標を一旦手放します、その理由は…本作を読んでもらうのが一番でしょう

何もかも手に入ってしまうご都合主義的スーパーマンでもない限り、誰もが通過する「選択する勇気=それ以外は捨てる勇気」の物語
大いに楽しませていただきました

コンセント (幻冬舎文庫) 描写はさすがに上手で、するすると読んでいける。
終わり方が不可解ではあるが、後半は衝撃的で、
内容もおもしろかった。
嗜好によっては、まったく受け付けない人もいると思うが、
個人的には精神世界の話などは、おもしろく読めた。
ただ、性的描写が多すぎると思った。
友達に薦める時におもしろくても躊躇してしまう。

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